スカート持って

現在、私の寝室はベッド周りにお供えのように様々なものが置かれている。
衣装・小道具・ウィグ・チラシ・チケットなど。気が休まらないが仕方がない。
どれも失くしてはいけないもので、喫緊に必要なものだから。
先日より衣装の引き渡しが各稽古場であり、少しずつは減ってきている。
この日も大阪のリハーサルなので、自分のものを含め5着のスカートを持ち出す。
このスカートのボリュームがハンパない。軽いんだけどね。
もっとボリュームを出してほしい、と何度もお願いをし、追加布を2度ほど発生させ
出来上がった代物だ。う〜ん、本当はもっと欲しいんだけど。
これ以上ボリュームが出ると埋もれて動けなくなる可能性が…。
さて持ち出そうとしたところ、ボリュームがハンパないのが災いして紙袋やらなんやで
ドエラい荷物。休日のわりに京都駅はそんなでもないが、大阪はすごい人ごみ!
その中を「すいません、すいません」と言いながら溺れるように歩く。
稽古場に到着し、早速みんなに配って試着してもらった。
おぉ〜なかなかのボリューム。…動けるよね?
難点はフロアの動きから立ち上がるときだ。踏みつけると確実に転ぶで、こりゃ。
とりあえずは各自、慣れていただくしかない。
しかし、このスカート、男性であるONさんも作品なので穿くのだが、この日は
折悪しく富山に帰ることになっているとかですごい荷物だった。
にもかかわらず、またこのボリュームの、しかもスカート。
みんなして家族に見つかったらなんか誤解されやしないかと心配している。