最後の保護者会

本来なら練習日なのだが先のライオンズカップでムスメのバレーはもうナシ。
当のムスメはさっそく火曜日から塾へ行き始めました。
今日はバレーの保護者会。卒部する子供の親にとっては最後になる。
例年、卒部メンバーの保護者が何らかのコメントを言うことになっているので
この前からず〜っと考えていた。
言いたいことは色々あれど(意味深)喧嘩を売るようなことになってはいけない。
最後だからね。
私自身はチームに所属したならチームの方針に従うべきであるという気持ちなので
特に個人的な意見と言うのは持ち合わせていない。
ただ、もう少し「こうあって欲しかった」と思うところがなくはない。
それを言おうか言うまいか。悩むところだ。
で、結局自分の番が回ってきて「うちは4年生から娘がお世話になり…」
と話し出したとたん涙がドシャーッと出た。あれ?あれ?あれ?
別にそんなつもりでも、そんな話の流れでもないのに〜っ!といいつつ
涙が止まらなくなって始末に負えない。
「そんなつもりじゃないのに…すいません、更年期まっただ中で〜」
場内つられ泣き笑いの嵐。笑いはとれたようだ。
結局、普通に当たり障りのない感謝を述べるにとどまった。
6年生の親は半数が出席。みんなそれぞれに予定がありますからね。
どの親もぐっと涙に詰まるところがありながらも感謝の言葉を伝える。
なんだか雰囲気が泣かせる感じになってるのよね。困ったわ。
そして、衝撃の告白がこの後に。
ムスメ達がお世話になった監督とコーチが、揃って娘たちと同様に卒部するという。
もちろん主要スタッフには話が通っていたと思うのだが、私たちは寝耳に水。
コーチは監督の娘さんであり、今年大学を卒業して社会人になる。
仕事がシフト制であるため、土日の練習に付き合えなくなるというのが理由。
監督は昨年ご尊父を亡くされたのだが、残ってらっしゃるご母堂が弱っているので
できるかぎり一緒に過ごす時間を持ちたいという理由。
私たちのムスメは卒部するのでいいのだけれど残っている人たちは衝撃の様子。
そりゃそうよねぇ。この前の優勝や府大会準優勝の実績はあまりにも輝かしい。
この監督になら強くしてもらえる、と思うのが人情だわな。
なんとも残念です。