頑張る娘さん 5

1日目は見事ストレート勝ちで1位通過。
2日目、いよいよ決勝トーナメント戦です。
うちのチームは他ブロックでの1位と2位のチームと対戦です。
コーチの方針で他校との練習試合で実力をつけてきたうちの子供たち。
夏には府大会準優勝と言う成績を収め、少なからず箔も付いたのでしょうかね。
多分、本当の意味での実力も付いてきて「今年のK林は強い」という噂が
流れているんではないかしら、と保護者同士でささやき合ってました。
こういう情報戦と言うか、そういうものも大事です。勝負の世界ですから。
だからトーナメント表をもらった時から(たぶんこうなる)という予測がたちます。
順当にいけばうちの子供たちはセンターコートに立つことができるはず。
しかし、そのためには同じK林同士で戦うことになるかも…でした。
そう、男子のチームとあたる可能性があるんです。
とはいえ、うちの男子は6年生は一人だけ。後は5年や4年や、3年も入ってたりする。
でも6年生がいるので6年生のチームとしての登録だそうです。そっか〜。
当然同じ体育館で練習しているので何度も練習試合をします。
まぁ滅多なことでは負けませんね、女子。
男子にしたら悔しいでしょうけれども、そこはもう仕方がない。
でもこの先は男子チームのほうがかなり強い、ということになっていくのでは?
でも、今年はね、諦めてください(笑)うちのムスメさんたち、やりますから。
そしてこの日、本当にそれが現実のものとなってしまいました。
応援しているほうも熱くなりつつ、しかし気を使って疲れるよ〜。。。
しかし、この日一番の大盛り上がりとなったのです。
ムスメ達はもう鼻の穴全開で大声出してましたもん。
1セット目、女子が先取。運命の2セット目です。これを取ればセンターコート
2セット目も競り合いつつも最後の1点と言うところにきました。
拾って拾って拾いまくって、お互いが譲りません。
女子が拾った球が相手コート寄りの真ん中へ上がりました。うちの子のテリトリー。
因縁の対決。相手のアタッカーは同じ組の同級生でもあります。
向こうの子がアタックしたのを見事ブロック!跳ね返った球の押し合いになりました。
後で聞くと、この時にまた治りかけていた突き指(同じところ)をやってしまったらしい。
結果はうちの子の滞空時間の長さ+腕の長さの差(コーチ談)で押し合い勝ち。
でもムスメはどうなったか覚えていないという。
余りの痛さに頭が真っ白になって、その後押し合いで勝ったことすら記憶にないとか。
ううう…よく頑張った!そう、なかなか根性のある見上げたムスメさんです。
しかし、決勝はこれからなんだけど?大丈夫なん?
チームのみんなからも心配の声が上がり、本人も痛いからもう涙目。
とにかく冷やして、死ぬ気で頑張るしかないね、と励ます(?)
この日の会場はうちの学校だったため、決勝会場のセンターコートに急いで移動。
さて、決勝だ。泣いても笑っても、このチームでやるのは本当にこれが最後だよ。
いつもはあんまり言わないけど…頑張れ!
チームメイトのみんなもお願いね。フォローしてやってね。さぁ、行け!