頑張る娘さん 4 

週末、いよいよムスメのバレーボール生活の集大成がやってきました。
公式戦ではないものの6年生にとっては最後となる、地域で行われるライオンズ杯。
2日と3日の2日間に分かれてブロック別トーナメント方式で行われます。
小学校4年生から始めたバレーボール。学校の中のただのクラブだったものが
地域のクラブチームになるという年に入会したムスメ。
スポーツ少年団(というのですか)にも加入し、勝つためのチームを目指すという
監督の言葉通り、結構な量の練習や試合をこなしてきました。
親の目論みは体力をつけさせたいのが一番の理由。
それにずっと家にいられると困る、というのもあるし、きっと彼女に合ってる
というような、なんだかわからないカンのようなものがあって入会させたのです。
結果、背もそこそこあるし、割と生真面目な性格なので言われたことを淡々と
きっちりこなすというところが評価されたのか、早くからお引き立ていただき
入会後まもなくジュニアチームでのレギュラー入りを果たしました。
監督やコーチも手探りだったと思うのですが、縦割りでチーム編成がなされたりもし
やはり同学年の仲間とやりたいということで「楽しくない」と言ってた時期も
あったのですが、この3月の学年末に行われるライオンズカップでは
4年生の時に銅、5年生で銀を獲得し、今年こそは悲願の優勝をと
6年生になった時からチーム全員で頑張ってきていました。
昨年の銀では予選では勝利した相手チームと決勝でぶつかり、フルセットの末
敗れるという、すごく悔しい思いをして全員が大泣き(笑)
まぁ予選で勝っていた油断もあったのでしょうけれど、相手は男子だもの。
そう、このライオンズカップは男女混成チームも認められているし、
男子と女子で対戦することもあるのです。
保護者からしたら「ちょっとそれはないんじゃない?」と思うのですが
いかんせん男子チームは数が少ないので仕方なくそういう方式をとっているようです。
地域振興、子ども育成の事業の一環ですからね。
でも、こういう大会、先の大文字駅伝にしてもすごくありがたいことですね。
しかし6年生ともなると体格差があるしねぇ…と思っていたものの
今年対戦しそうなところの男子はどの子も小粒。もしかして…イケる?
いやいや、油断はならぬ。小粒でもやはり男の子の球は重いですから。
そんなこんなの懸念もある中、いよいよ1日目、ブロック別予選の開催です。
さみー!雪降ってるし!これほど室内競技で良かったと思う日はありませんでした。
もちろん暖房なんかは効いてませんけどね。体育館だから。
6年生はこの試合でチームも最後というので保護者が出向いている家庭も多い。
もちろんウチもです。うちは今回も車だしという仕事がありますし。
もちろん2日間ともばっちり応援、お手伝いする気満々です。
この際、家のことはほっておく。たとえ綿ぼこりが舞っていようとも。
開会式の後、設営して、試合が始まります。1日目、うちは移動なし。
つまり開会式をやった会場でそのまま試合に突入です。
3チーム1ブロックですがストレート勝ち。立ち上がりこそ緊張したものの
徐々に普段通りの展開に持ち込めました。
実は先週の練習試合でムスメは右手の親指付け根を突き指。
かなり痛かったようですが、腫れがなかったので病院にはいかず。
湿布と腕の筋肉マッサージと気合とおだてで治す。
ひびでも入ってたら腫れてくるでしょうから。大丈夫よ。
それでも最後の練習日にブロックしたら痛かったというので、この日は
朝から固定のテーピングをして挑ませました。
帰ってくるなり「サーブがしにくかったし」とのたまう。
でもブロックばっちりだったでしょうが。「うん、まぁそやけど」
「でも明日はちょっとゆるめにして」というので2日目はクラブの救急箱にある
柔らかいテーピングを借りることにしました。あぁ…ほれ、だからやん。