友チョコがデフォ

「なんか作りたい〜」「作ればエエやん」という会話は毎年のごとく交わされ
交わされるが実際に作ったことは数回。だって結局私がするんやもん、メンド…。
ここ数年は私が分けられるように買ったものを娘に手渡し、娘が人数分に袋詰めする、と
こうなっちょります。娘、ごめんやで。そういうことが嫌いな母の下に育ってしもて。
アニバーサリーごとには、とんと関心のない私。
いや、昔は人並みにあった気がするけど、いつの間にかどっかに落としたらしい。
せいぜいが誕生日で精いっぱいやわ。あとは節句くらい?マメな人、感心する。
しかしこんな私にも甘酸っぱい思い出が…(笑)
たぶん私が小学生のころ(昭和40年代)あたりからバレンタインが導入されて
菓子業界の陰謀にてチョコを贈ろう!みたいな、告白の日ですよ〜ってなんか
乗せられる←?感じで。それこそ猫も杓子も不○家のハートチョコを買いに走る日。
あれは小5の頃。
乗せられた私、当時そう好きでもない男の子をターゲットに選んでしまった。
「チョコを贈る」「ドキドキする気分を味わう」ことに重きが置かれていて
肝心の「好きな人に」というのは二の次、三の次もええとこ。
その時にアイドルだったフォーリーブスのキタコウジに似ているというだけの理由。
今思えば似ていたのは輪郭だけやった。たぶん。ふふふ。ごめんな。
その頃は下駄箱にラブレターだとか、始業前に机の中に、とかがデフォルト。
しかしうちの小学校は下駄箱に蓋はないし、朝が弱かった私はいつも始業ギリギリ。
どっちも無理やん。だからどうやって渡したんだったか…忘れた(爆)
たぶん、家の郵便受けに入れた…だったかな。通学路に彼の家はあったので。
あの頃はしばらく教室がそわそわと桃色めいていたのを思い出す。
なんか、いい時代だったような気もするし、青臭い気もするね。
今や熟し切って、友チョコも義理チョコも普通。
自分へのチョコのほうがいいものだったり。
でも、贈って、贈られてってのは何歳になっても嬉しいしウキウキする。
今年もいただきました。ありがとう。