遡るのも良し

たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)

たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)

図書館がシステムリニューアルをして再開したので借りてきた。
2巻目にあたるものから読んだが、当然のことながら、こちらが立ち上がりなので
登場人物の背景や関係がよくわかる。なるほど、そうなってましたか。
ホラーファンタジーというのか、怪奇譚に近い話が続くが、主役はイタコなので
なんとなく雪の情景と行ったこともない東北の景色が目の前に広がる。
昭和初期の設定にしてあるので、知っているような知らないような、近くて遠い話。
これは単に娯楽の読書。
本命はこちら。
黒雲の下で卵をあたためる

黒雲の下で卵をあたためる

なんとなくピンときて。こういう自分の直観は大事にしないといけない。