頑張る娘さん 3

快晴。大文字駅伝、本選の日。
スタートは10時45分だが開会式があったりで娘さんは7時過ぎに家を出る。
それに合わせて弁当作り、洗濯、完全なる防寒をして応援に出向く。
娘さんは8区を走るそうで、一説によるとスピード勝負の区間らしい。そーなの?
ぎりぎりまで2区を走るか8区を走るかわからなかったけれど「2区はイヤ」と
小さな声で言っていた。まさか、それが聞こえたとか?
娘が言うには2区ぐらいだと団子になった状態でタスキを受け取るので
抜け出すのが大変なんだそう。ガツンといかんかいな。(他人事)
2区は下り坂があるのでランナー膝という診断をもらっている娘にはきつかろう
というご配慮だったと思っているが、真相は確かめていないのでわからない。
ともあれ、8区は鴨川の河川敷を走る。
2区に比べて距離は短いけれど、ここも少しアップダウンがある。
吹きっさらし、と戦々恐々だったけれど風がなくお天気がいいので余り寒くない。
しかし大会役員のみなさんはご苦労なことである。
体育振興会はじめ各学校の地域委員とかが駆り出されているんだろうなぁ。
そういえば高校生の陸上部と思しきお姉さんお兄さんもいたよ。
沢山の人に支えられての大会だなぁと肌で感じる。
出場できることを喜べ、娘。
娘が言うには「こんなはずじゃなかった」
なんでやねん、罰当たりめ。
まぁ半ば強制的に学校の「走ろう会」に参加させられ、それなりに速く
体力もあるものだから大文字駅伝本選出場を目指す「RC」というのにも
半強制で参加することになった経緯を思えば愚痴も仕方ないかなぁと思うけど
出たくても出られない人がいることや、しかも本選では予選で勝たないと
出られないわけだから、敗者の分まで思いを背負っているともいえる。
自分が恵まれていることを知っておかないとね、とは言っているが。
確かに日曜もないし、朝は早いし、しんどかったもんね。よく頑張った。
でも全て今日で終わりだから。走ろう会もないし、RCもいかなくていい。
はたして結果は49校中28位だったそうです。
ローカルTV ですが「バレーボールクラブでセッターのYさん」と紹介もされました。
ま、ナベじいちゃん曰く3位以内でご褒美の5万円、には程遠かったね(笑)
夜は仲間たちと打ち上げに意気揚々と出かけていきました。
放送のあったTVをみんなで観て盛り上がったそうです。
帰ってきて「足いたぁ〜い」と言ってました、次の日はバレーの練習試合。
しかも1日中です。エラいね。母も頑張ってお弁当作るよ。
頑張っている娘さんには、中学で使う鞄を買ってあげる約束をしました。