顔が好み

創作プレ期間のため、例によって読書週間続く。
川上未映子氏のもの二つ。

ヘヴン (講談社文庫)

ヘヴン (講談社文庫)

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この人の文体は頭の中からそのまま流れ出ているような感じだなぁと
いつも思うのですがどうでしょう。
句読点が極端に少ないからかもしれないけれど
読んでいると川上氏の精神に同調するというか。
前者は小説だからか句読点が少ないとかはない。
結構ヘビーなテーマだけれど某中学生もこの主人公のように
最後に捨て身になれれば自殺などしなくてすんだのにと思う。
彼は自分を捨ててしまったのですね。唯一の表現として。
後者は週刊誌に掲載されていたものをまとめたもの。
どうやらその雑誌での連載はまだ続いているようなので次が楽しみ。
ただ時折、グチというか弱気が顔を出す文章があって
たまにだといいけれど結構な回数出てくるとこちらも苦しくなり
私もブログを発信している限りは気をつけなきゃと思った次第。
とーるさん、またこの辺まとめて送りつけるよ〜。