カーネーション

mixiにも書きましたが『カーネーション』ハマってます。
朝ドラ史上最悪にガラの悪い主人公。
岸和田が舞台…というと関西の人間なら、何となくわかる感覚があります。
そのあたりの世界観もとても面白く描かれていますし、大好きなんですよ〜。
前回の「ひまわり」とは全く正反対のドラマやなぁ〜と面白く観ています。
ま、どのドラマも朝ドラは確か女性が頑張る系のドラマばかりですが。
最近かな?前は男性が主役のこともあったような気がするけど。
ここのところ女性主人公ばかりですね〜。
テッパンも面白かったなぁ。初めの方とか全然見てなかったけど。
しかし今回の主人公「小原糸子さん」はよぅ泣かはるわ〜。
涙を見せる時と言ったら大体が悔し泣きの場合だったりするんですが。
毎週一回は大泣きする回がある。本当に観てて楽しいです。
お父さん役の小林薫もステキやし、キャスティングがすごくハマってる。
ご存じのとおりコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコ三姉妹のお母さん、
小篠綾子さんの自叙伝を元に創られているドラマです。
原作は小篠さん自身が書かれているのですが、どうやらほぼドラマ通りの方。
たぶん、あの時代には少し珍しいタイプの方だったんでしょうねぇ。
古い言葉でいうと「男勝り」っていうヤツやろなぁ。
それにあの時代ですから、男尊女卑の考え方が一般的なのに疑問を抱くタイプ。
理不尽さが許せないんですねぇ。男とか女とか関係ない感じです。
ほんで、口だけじゃない根性がありますね。そりゃもう凄いです。
きっと占い師さんなんかにみせたら「アンタはオトコ」と言われるタイプ。
でも曲がったことひとつもしてはりませんから卑屈さがカケラもない。
前へ、前へ、ひたすら前へと進まれていた人生だったようです。尊敬!
久しぶりにちゃんと椅子に座って正対して観ている毎日です。
すごく元気をもらえるんです。私もがんばろうってなる。
主人公の必死さに惹かれます。自分に正直で忠実なところもステキ。
けど、ここだけの話。
こんな才覚はなかったけれど、時々この気性の激しさとまっすぐさは私の実母を
見ているような気になる時があるんです。これで酒飲みなら…大トラの口や。
原作ではすごくお酒が好きな人のようなんですけれどね。
気性が激しくて、酒飲み。こういう人、周りはちょっと迷惑やねん(笑)