デジャヴ

「こういうのは見たことないなぁ。珍しいです。」
またしても言われてしまいました。またしても京大病院で!
前回の頭蓋骨なんちゃらの時と同じやんかいさ。今度は整形外科ですが。
いやね、その〜おしりがですよ、引っ込んでるんです。一ヶ所だけ。
痛みもないし、腫れてもない。引き攣れもないけど陥没してるの。一ヶ所だけ。
左右両側なら筋肉の鍛え方でのものだと思うけど、左側だけペコっと。
バランスとらされたり触診されたりの後、ハテナマークが飛び交う診察室。
う〜ん?どうしたもんやろ?先生考え込んでいます。
先生の話によると筋委縮なら、たいがいが麻痺を伴うものであるらしいし
まぁ、そりゃもっと恐ろしげなものもあるらしいのですが
こんなに「突然」というのはないらしい。私が気が付かなかっただけ?
気が付いたのは3日前のお風呂上がりの事。
お風呂には鏡がありますわね。
何気に振り返った時に「あれ?」と思い、反対側を写すとなんともない。
風呂場であっち向いたりこっち向いたり。
その時は長く座っていた後だったので、もしかしたらなんかが当たってるのに
気が付かなくて「押し型」みたいになっているのかもと、とりあえず様子見。
さて、翌朝。パジャマの上から触るとぺこっとしている。
消えてない、っていうか、盛り返してないっていうか。
でも痛くもな〜んともないのよね〜。足も普通に上がるし、キープも出来る。
ただ一ヶ所がぺこっとしているだけ…。いや〜〜ん気持ち悪いや〜〜ん。
へんな病気やったら困るしねぇ。
こりゃ早めに病院やわということで祝日明けだった今日、朝から主治医の元へ。
主治医は内科の先生。紹介状を書いていただく。
当日に京大へ回されるとは思ってなかったので自転車で御所を往復ぶっちぎり。
これまた京大病院デカすぎ。人多すぎ。待たされすぎ。疲れるわホンマ。
病人やったらこの待ち時間にどうにかなってしまうデ、と毒づきつつ。
持って行った本、一冊読み切れましたよ、おかげさまで。
でも担当の先生はとっても感じの良い先生でしたので、さっきまでの不機嫌も
治りました。
先生曰く、もしもの場合は整形外科でなく神経内科の診断を仰ぐのだそうです。
ひょえ〜。なんでもいいけど、大丈夫でありますようにっ!まだ踊り足らんし。
とりあえずMRIを撮ることになりまして、診断結果は次週以降となりました。
まいったな〜。痛くないのが不気味なり。痛いのも困るけどね。
…でも、これを書いてて思い当たることがひとつ。
むか〜しですが、太股に注射をされて、以降そこがぺこっとしてるのよね。
花粉症の時に、おしりに注射…しましたねぇ。もしかしたら、ソレ?
左だったかの覚えは全くなしだから確証も何もないけど。
でもそれなら3月に凹んでるべきよね?気が付かなかっただけかなぁ?
う〜ん、謎は深まるばかりなり。ま、次週を待て。…生検とか、いややなぁ。
なにはともあれ、こうしてダイアリに書いた以上、結果もお知らせしますね。
(別に聞きたくないってか)
子供の頃は病院とか保健室とかは、私にとっては憩いの場だった。
大手を振って学校休めるのが嬉しかったもんですが、
こうやって年とると、病院には縁がない方が嬉しいなぁと思うし
でも素早く診断し、治療をしてくれる良き場所のようでもあるし
反対に不安が渦巻く場所でもありますねぇ。
待合室ではそんなことも考えたりしてました。
「こんなの、みたことない」…ほんまデジャヴな一言でしたわ。ケケケ。