ストレス発散

「明るい」と言われます。
「前向き」「弱音を吐かない」とも言われますが本当はそんなことありません。
結構、いや、かなり「暗い」し「後ろ向き」な時も多々あります。
まぁ湿度はあんまり無いかもですが。
あんまり外向いて出さないだけですね。
たまたま(?)その方は私のその面を見てないだけ。
皆さん大概そうなのではないですか?
普段からおっぴろげな人ってあんまりいない。
一見そう見えても、本当の姿なんて中々わかりませんよね。
さて、そんな私は愚痴というのは余り好きではありません。
だから自分も余り言いませんが、人間だもの、愚痴りたいこともあります 。
たまにだと愚痴話も面白く、共犯者的な感情の共有ができたりもして
また、それによっての結び付きや共感、即ち相手への好意にすりかわることも
稀にありますよね。
先々週の水曜日レッスンでのことです。
いつものようにストレッチしながらの四方山話の最中でした。
確かに「溜まって」たんですが、暗くなるのは本意ではないし、
内容もそこまでシリアスなものだと受け取って欲しくないという
「どないやねん」な感情のせめぎあいが私の中にあったとお察し下さい。
せめてもの気持ちでオチに持って行って笑い飛ばそうとしていたんですね。
したらば、さすが人生の大先輩です。
奥のほ〜〜〜うにある深刻で複雑な感情を察してくださったんでしょうねぇ
一言「先生、辛抱しぃや」と。
「辛抱して、最後に勝つんやで」って…勝負なん?そうなん?
一瞬、そこまで深刻な話ではない…と否定しそうになったんですが
よくよく考えると(実際は一瞬でしたが)実は深刻だったことに気がつきました。
自分で見ない振りをしようとしてたんですねぇ。
勝つ負けるはないにしても、辛抱…確かに、それ以外には方法はなさそうです。
的確なオコトバをありがとうございます。
水曜メンバーにとっては私は娘みたいな年齢です。
ダンスや舞台以外ではメンバーのほうが、うんと経験を積んでらっしゃいます。
家庭を持っている立場的なものなんか特にね。
「先生」と言われつつ可愛がっていただいてまして
こうした軽い愚痴でも「珍しい」とはOさんの弁。
もっと何でも色々言わなあかんで、と言われました。
いやいや、レッスン中やし(笑)一応「先生」やし。
でも、その後には身体も動かして心は確かに軽くなりました。
水曜日のみなさん、ありがとう。
いや〜ダンスやってて良かったな〜って思うのは、こういう繋がりがあることですよね。
昔、ただただダンスを教えてた若造の時にさえ通ってくださってたメンバーは
「ここに来て必死にダンスを覚えてるとストレス発散になるねん」と
良くおっしゃってましたが今なら私にも確かに理解できます。
汗と一緒に流すストレス。
キッチュなキャッチフレーズみたいですが確かにあること。
そやからやめられまへん。
ダンスがストレスになることがあるのは今は忘れておくことにする(笑)