苦手なこと

そろそろ解禁らしいので、こちらにもアップ。
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=10200255
この夏、びわ湖ホールでの子供向け企画に出演します。
8月27日土曜日28日日曜日の各日2回公演です。
過去に10年ほど続いている人気企画だそうで、今年リニューアルされました。
リニューアルに伴い京都の劇団ニットキャップシアターのごまさんが
脚本演出をすることになったため、そちらからお声がかかりました。
6月から台本読みなどがあり、今月は私としてはダンスシーン中心に振付や
練習をこなしていくスケジュールです。
振付…そうです、役者さんやパントマイマーの方たちに踊っていただきます。
何が不安って、私、こういう、なんちゅーの?派手なドカ〜ンとしたものを
創るのが超苦手。それに舞台がびわ湖ホールだし…それも大ホール。
大ホールって、1000人規模の劇場よ?そんなとこでアータ。
11人で見栄えのするものを創れる自信なんてあるわけないじゃん!
しかも劇中の、自分が踊るとこなら自己完結しちゃえるけど
今度ばかりは設定も条件も決められている。う〜自信なぁ〜い!
…と言ってても始まらないので、何とか頑張るしかない。
カミサマは乗り越えられない障害(!)は与えないっていうじゃない。
やってやるゼッ。
企画そのもののベースはあるにしても、ツアーの内容が今回はガラリと
変わるため、イキオイいろんなものがイチからの立ち上がりであります。
よって、スケジュールが大幅に遅れたりもしているらしい(汗)
確かに私の担当するシーンで懸念しているものが、実際のところ遅い。
ほれ、爆発で創れるタイプじゃないし、できれば早く欲しいんですよね、曲。
創っているごまさんはとっても大変だと思う。凄いと思う。
実際ね、本書いたりするってのも大変だと思うんですが、今回は条件付き。
しかも子供向け(一応)なので楽しく、危険はなく、思い出になるもの。
そして、劇場ってステキと思わせなきゃいけないってこと。
いや〜すごいですね、ごまさん。やっちゃいましたね。
この人の創る芝居は少しシュールで、でもあたたかくて、とても好きだけど
必ずお笑い要素が入ってくるところとかもあって、実に勉強になります。
今回も笑える小ネタ満載で、稽古中もとても楽しいです。
それに役者さんたちも上手い。特にマリーさん。
こうあって欲しいだろう、というところにピタッとはまってらっしゃる。
いや〜すごいなぁ〜。面白いなぁ〜。
私はと言えば、やはりの幽霊役なんですがね。
これで子どもを亡くした母親役は4回目?5回目?
私って、そういう顔なんだろうか…。
しかも今回はセリフつき。しかもト書きに「感動的に」と書いてある。
ふ〜む。私だけなんだかめっちゃ…いやいや、お楽しみになさってください。
そんなこんなでギリギリと奥歯を食いしばりつつ進んでおりまする。
苦手克服の夏。えいえい、えいえいオ〜!
そういえば苦手なこと、他にもあったわ。いろんな値段交渉。(9月公演分)
こちらも先日、頑張りました。だって出演者のためだもんね。
自分のものは言いにくいけど「みんなの為」なら頑張れるって実感。
いや〜この歳になってもいろいろ経験させてもらえて有り難いです。ホンマ。