制作日記

あ〜、ダンサーっていいなぁ〜って思う。
体力は使うし、違う意味での創造はあるけれど、やはり2次的であるので。
私は創るのには向いていないと思います。はい。知っていますが頑張ります。
さてと。自分の作品ですが。
昨日はもう一度音楽の編集からやり直しました。少し縮めてジャスト15分。
かといって、大事な場面が縮まったとか、そういうのではありません。
歩くところがちょっと少なくなっただけ(どんなけ歩いてたんや!)
最初の1分間はナレーションですので、踊るのは実質14分ちょっと。
そのうち立ってる(!)のは10分くらいかしら?
あとは寝てる。寝転んでる。(理由があって)そんなに激しくはない。
もちろん眠ってはおりませんが、じっとしているところもあります。
この踊り、前も申しましたように、自分のひきこもり体験を元にしているので
当時の気分がよみがえると動けなくなるんですよね。
今回も制作過程で何度かそういったことがありました。
けれども、それでは伝わらないのだと自分を戒めつつの作業です。
そして、やはり「きちんと」創る気にならないのはなぜなんだろう?
ひとまずの流れは創りましたが、振りや形として留められない。
考えるに、当時、何よりも「強制されること」が嫌だったからでしょうか。
「ねばならない」「べき」が自分の中から嫌悪の感情として抜けません。
「(振付を)決めてしまうこと」が自分が強制のように感じるからかしら。
かといって即興と言うのは好きになれませんし。
どうしたもんじゃろかい、と、日々うにょうにょしています。(はよせな!)
この作品は自分自身の経てきた過程であるので、色々なことを掘り起します。
当時、どんな気持ちだったか。もちろんその過程においても。
いろいろな罪悪感や自己卑下や逃避といったマイナス感情を思い出す作業。
そして、何より「嫌だと思っていた過去」をどうするのかと。
ここのところの答えは既に出ているのです。
「過去も大切な自分自身」
さて、それをもってして私の伝えるべきメッセージがあるのですが
それが上から目線ではなく、押しつけでもなく伝わるといいなぁと思ってます。
とにかくどの作品も真摯な気持ちで向かいたい。