地域力

TVをつけると必ずと言っていいほど避難場所からの中継が盛り込まれている。
被災者の方の誰もが口になさる「団結力・地域力」
・・・ウチは、ウチの近所は大丈夫なのか?
昔から居る人も残っている地域だけれど
私や隣の若奥さんのように「嫁」として来た人も多い。
そして学生マンションが多い土地柄でもある。
私自身は近所の人の顔は少ししか判らないのですが・・・。
そんな希薄な関係性で、いざと言うとき助け合えるのか?とっても心配。
かの地でも、そんな感じの人も少なくないだろうな〜と想像してみる。
ところが(自慢のようで恐縮ですが)うちの娘は
何故か4件隣の時計屋さんに凄く可愛がられている。
時計屋さんは娘が大きくなっていくので成長が楽しいらしい。
おばあちゃんに聞くと何やら複雑な事情があるらしいが、はっきりわからない。
息子さんとの折り合いが悪くて、どうやらお孫さん(男の子)との接触を
避けられているらしい・・・と言うような話である。
性別が違うとはいえ、年齢が同じくらいなのかもしれないな。
三日に一回はお菓子を貰って帰ってくるし、春休みになって登校しなくなると
先日などわざわざ「顔見ぃひんから、さびしゅうて・・・」と言って
お菓子を持ってきてくださったくらいである。
恥ずかしがりな子なので心配になり、ちゃんと挨拶してるかと聞くと
会うとちゃんと挨拶しているらしいので一安心。
最近では登校するときに店の前にいるおじさん(時にはおばさん)と
立ち話するのが日課になっているという。
どう聞いてもおじさんが「わざわざ待ち構えている」としか思えないのだが
疎ましく思われるよりは全然いいよね。
一歳から住んでいる娘はまさにジモティ。私とは違うなぁ。
いつか嫁に行くかもしれないけれど、今のうちにコミュニケーション力を
磨いて欲しいものだと思っております。