新年の抱負

先週、ピリリとした水曜の稽古場。
私は特に意識していなかったんですが、皆さん方は続いていたみたい。
普段より格段に集中力がアップしていました。
ほほぅ。
大先輩方に向かって言う言葉じゃないけど…やればできるやん(苦笑)
御年68が平均年齢くらいの稽古場ですから。
いっぺんにアレコレが無理なのは百も承知です。
そんな無茶をさせようとは私のほうも思っていません。
でも、でも。
たとえ発表会といえども、5分弱の曲の間は皆さんが主役なんですから。
観客にとって「退屈な」時間になることは耐え難い。
ただただ時間を通り過ぎるだけの踊りじゃなく
やはり何かしらを伝えられるような、感じてもらえるような
そして、自分たちでも「出せた」と思えるような踊りにしたいんです、と。
あまり今までには言ったことのないような言葉を伝えました。
もちろん人生では大先輩の方々ですし、様々な舞台もみていらっしゃいます。
私が言ったことはご承知の通りなんです。
でも、それを意識的にやっていただきたくて、口幅ったくも言っちまいました。
大きく頷く先輩方。
長〜いお付き合いですが、こんな風に言うのは初めてですから
聞いた方も新鮮だったんじゃないかな〜。
…だってね。
二年に一度の発表会で、自分の人生でも踊れるのは後どれくらいだろうって
そんな風に考えるようになりましたから。
先輩方なら言わずもがなです。この先、無限にあるわけじゃありませんもの。
私自身は今後どれくらい舞台をプロデュースしていけるか分かりません。
今、自分が考えていることを伝えなくっちゃ。
今、やっていかなくっちゃ、という思いがどんどん増してきています。
その道程の上に位置する方々には、できるだけ漏れなく伝えていこうとしています。
それらを粛々とやっていくのが私の来年の目標です。