「美しい」について

とにかく、私の主食は本なのでアレコレと手を付けています。
半分以上は仕事のためでありますがね。
とーるさん、またそのうち回すわよ〜。
で、今度は橋本治さんです。新書のやつ。
実はこの方の本を読む(通読する)のは初めてなのです。
一番最初に手に取ったのは、あの超有名な「桃尻娘」だったのですが、
今ではどんな話だったかも覚えておらず…。
今回のはタイトルに惹かれてと内容をパラ見して作品に活かせると思ったから。
『人はなぜ「美しい」がわかるのか』
…読んでみたら最初の方は訳が分かりませんでしたけど面白かったです。
モロッコとかのスークのような文章です。
入り組んでおり、迷った先に壁で行き止まり、のような文章です。
確か、この方、小説を書いているはず。
なのに、この読みにくさ?いいのか?梅棹先生とは対照的(苦笑)
なんて、ごっつぅ失礼な取り組み方ではありましたが。
兼好法師バッサリやられてはった。
私が共感したのは「あとがきのようなおまけ」の章ですが、何か。
しかし、電車内読書厳禁本ではあります。吹き出す罠が仕掛けてあります。
頭のいい人は奇々怪々なり。
しかし、この本を読んでいる間中
「ドドスコスコスコ らぶちゅーにゅー」がBGMされていたのに参りました。