踊り好きな人たち

スタジオに集う人達は、なべて踊り好きです。
当たり前のようですが当たり前でもないんですよ、これが。
まぁちょっとばかり楽しいだけのダンスからは外れたこともやるので
どっちかというとそちらに比重がかかっている気がしなくもないですが
ハードなダンスも、おちゃらけも好きよね。
そして、そういう方々しか「居付かない」んですね。
居付かないけど、最近ちょびちょび仲間が増えて嬉しい限りです。
昨日、木曜日はクラスは2コマですが間にリハが挟まるので3コマ分やります。
1コマ目は再来年の発表会に向けての作品をやっていきます。
昨日からいわゆるお笑い系のダンスを着手。お笑いだけど息が上がりました。
いや〜立ち廻りって大変(謎)松方弘樹さんはすごいね、って話になりました。
2コマ目は来年9月の公演のリハ。第2段階に入ってきています。
昨日一曲終えたので、振付はあと一曲分。やったー。
でももっと演出の部分を詰めていくのでシーンとしては、まだどれも5分目です。
ちゃんと自分なりに考えてきていて、毎回々々違った表情を見せてくれます。
これは9月までじっくりと腰を据えて演出していきます。
もしかして大化けするんじゃない?楽しみだねぇ〜。ホントに。
しかし、ちょっとでもイメトレをさぼると…というのも痛感した日でしたね。
役一名。お仕事が大変なのはわかる。でも、まだ先はあるから頑張りましょう。
3コマ目は若い子達です。全員揃うと思ったけど一人休みでちょっと残念。
彼女達の作品はまだ結論の方向を決めかねています。
大方はこの辺かな〜というのがありつつも、まだ自分の中に核が見えない。
でもこの子達は月に2回しかリハの日がないので、一回々々が貴重。
昨日、初めて作品の全貌を明かしました。口頭で。真剣に聞き入っていましたよ。
たぶん深くは考えずに発表会感覚で参加表明したらしいのだけれど
その実、発表会と言うよりは公演に近い、しかも自分たちだけで20分強の時間を
一つの作品として出演し、表現せねばならないことを知ったらしく。
泣きそう…って言ってました。そんなこと言わずにガンバレよ(苦笑)
でも若い感性は吸収も早い。
こちらが伝えたイメージを、自分なりに感じた感覚で踊ろうとしてくれます。
それもすぐ!素晴らしいね。Aちゃんの指導の賜物ね。
それを引き受けた私としては、ジャニー喜多川さんのように(笑)
彼女らをなんとか開花させなければ!という責任と重圧と楽しさを感じています。
今度の公演は一つ一つの作品は独立しているのですが
底辺に流れるテーマが同じところから発生しているのです。
つまり、公演全体で一つのテーマを掲げるような創りとなっています。
最後の作品「レクイエム2」は自分的には音楽が完璧(!)なだけに
これまたすんごいプレッシャーが…。胃の痛さは岡ちゃん並よ〜。
さて、どうなりますことやら。