味覚の構成

育ちがハイソでないワタクシ。安いもんが好きです。
今でこそモロゾフのプリンは史上最高に美味しいと思えますが
小さい頃はカスタードプリンというと進物ものの水ようかんとかと一緒の缶の
アレしか知らず、作るプリンはハウス製品ので充分でした。
グリコのプッチンプリンが一番好き!てな子供でしたから。
今でも「安い味」が好きです。うふふ。カニパンとかね。ポソポソしてるけど。
あと、お肉とか魚とかは脂ののっていないほうが好きです。
ステーキならサーロインよりランプ。トロより普通の赤身。
究極は美味しい梅干しと白いご飯さえあれば生きていけそうな気がします。
いや、塩おにぎりだけでも多分いけます。
こんな味覚音痴な私でも、あまり安すぎるものはどうもダメです。
誰だったかの本に、輸入品であり得ない安さのビスケットを買ってしまい
食べるとなんだかわからないクリームの味がする、のに、もったいないからと
気分が悪くなりながら完食したなんて記述がありましたが…。
さすがにそれは無理かも〜。
居酒屋とかでもあんまり安すぎるのは怖いです。
でも、先日神戸に行った際、元町駅のところにあった「えびす大黒」という
京都や大阪では見かけたことのないチェーン店?らしきところは
安かったけど、ネタも新鮮で美味しかったし満足でした。
電車賃使っても、ここまできて食べて飲んでもええな〜なんて話になり上機嫌。
そんなにグルメじゃないしと自分の味覚には自信がなかったんですが
こんな私でも普通に美味しい、不味いという判断はできるみたいでホッとしました。
ワインは特に味が分からず、単に好みでしか判断できないんですが
…昔、すんごい高いの飲ませてもらったときは、やっぱり美味しかった。
ワインは値段に比例するんだな〜ってその時に思ったんですけども。
どうなんでしょうね?
反対に高すぎると安いもんと紙一重、とかあるんでしょうか。謎だな〜。
しかし最近、ムスメが「Yはヤスモンのやつが好き〜」とか言い出して
ほとんどはインスタントを使わずまともな食事で育てたつもりのワタクシ。
…がっくりきたのでした。DNAの仕業かねぇ?