インドの思い出

メリケンパークでやっているインディアン・メラ(インドのお祭り)という催しで
マイミクさんがブース出展(ヘナタトゥ)しているから、と誘われ行ってきました。
海に近いので大層寒かろうと思っていましたが、さほどでもなく
しかしなんか違う気ぃするけどインドも確かに寒いとこあるし、と納得させつつ
会場では、これまた友人の「ありんこ天国」さんのバッグを持っている人がいて
なんだか嬉しくなったりしてました。
一番人気はやはり食事関係ブース。私たち、昼は梅田で食べてしまっていたので
そんなにおなかは減っていなかったけれど通り過ぎるわけにはいかんでしょ。
ビール片手にチーズナンやら巨大なクレープ様のドーサを食しつつ遠くの舞台で
日本人によるインド舞踊を見たりする。
インドって一口に言っても、それはそれは広大で。
あれだけ大きいと東西南北で文化も違うし風習も異なるだろうし
隣接しているお国によっての影響もあるだろうと思う。
その昔、仕事で行ったときはバンガロールニューデリーでイベントがあったので
見事に南と北の地域を縦断したのですが。
肌では違いを感じるほどには地域に溶け込んで生活したわけではないので残念
でしたが、その格差社会は身近に感じざるを得なかった場所でしたね。
文化交流の名のもとに行ったので、交流する方々は大使館の関係者やインドの方も
それなりの地位についている方々ばかりだったのですが、空港や招待されたお宅や
そういったところではあちこちからにゅ〜っと手や足が出てきました。
私たちのイベントへ足を運ぶ方々は、やはりそれなりの階級の方ばかりで
それはそれは色とりどりのサリーと宝飾品で飾ってらっしゃいました。
一方、舞台上の私達ときたらほとんど裸に近い衣装。
ブラにスパッツだけ、しかも色は銀に近いグレーですから。
その後「踊るマハラジャ」というインド舞踊を基にしたミュージカル映画を見て
「インド人ってすんごい踊るやん!」とびっくりしたので
いったい私達の踊りはどのように鑑賞されたのだろうなぁ?と
今さらながらに感想が気になります。(いえ、私達もすんごい踊ってましたよ)
ただ単に退屈なもの(!)よりはいいはずだという風には思えるのですが
日本の文化としては異端だったかもしれないね。音楽は日本風だったけどね。
インドを思い起こすと、抜けるような青空とたくさんの人々と野良ウシと…。
確かにここは日本からは遠い、と思うのでした。
タージマハルはもう一回行きたいな。できれば直通で。どこでもドアで。
あのインドの成分は自分の体のどこかを構成しているだろうかなぁ