引き出しに補充

仕事のためと思っての読書が山積みになっております。
なんたってアレもコレもというほど人生経験ないし。
想像力、憑依力でなんとかせねばならんのよな。
ここのところ一日1冊のスピードで読破しています。
図書館があってよかった。破産するちゅうねん。
先ごろ亡くなられた佐野洋子さんの「シズコさん」よかったです。
よかった…では括れないリアルがありましたが、それがあるからこそ、ですね。
まさに良寛さん。
『うらをみせ おもてをみせて 散る紅葉』
佐野さんはこの著書のあと、3年後に亡くなられたわけで、まさにこの句の通り。
この句はT先生の大好きな俳句で、先生の最終講義においてテーマにされていた
部分でもありましたが、本を読んでいるときにず〜っと浮かんでいました。
とはいいつつ、とーるさんから借りた「ストロベリーナイト」で
誉田哲也氏にハマってしまい、図書館で借りられるものはほぼコンプリート。
ま、これは趣味と言いつつ、ミステリーだからこその精神的経験を
させてもらえているなぁと、なんとか仕事に結び付けようとする浅ましさよ。
だってなかなか(?)殺人はできませんもん。
そうなる心理みたいなものもわかりませんし。
その心理を知るだけでも面白いではありませんか。
エンタメだからその手法にげぇ〜ってなるけどね。
すでに死刑を執行されてしまったMを題材にしたミステリーは気持ち悪くなった。
ロリータは趣味にとどめて欲しいものです。変な夢見ました。(寝る前に読むなよ)
人より感情の幅が狭いんじゃないか?と自分に対して懐疑的なので
なんとか本の助けを借りて作品創りをしている感じです。