プレゼンミーティング
びわ湖ホールの企画、二重三重の入れ子構造の企画がいよいよ走り始めた。
大学提携で京都造形大、成安造形大、立命館の各学生がごま氏脚本のあらすじに
則り、自分たちが「やってみたい!これを制作したい!」と思うセクションの
見せ方などをプレゼン方式で私たち制作側に提示をし、こちらがそれを評して
そこで「これはいいんじゃない?」と思うものを採用、またはアイデアを
組み合わせてみたりして、ごま氏がそれを元に脚本を仕上げる、というもの。
なんだか(あくまでも形式ではあるものの)えらく上段に置かれていて
肝が冷えるというか、お尻のすわりが悪いというか。
始めのころは時間も多少あってコメントを出せとびわ湖のO氏から無茶ブリが
されたりして制作側もワタワタしたよ。私だけかもだけど。
でも過去にバックステージツアーで会館側が表向きには何をしたいか
という意図は私自身、多少なりとも身についているようだった。
「ツアーに参加する子供たちの喜ばせ方」が第一目的になるべきなのだ。
ツアーを通じて子供たちが劇場という空間の不思議に触れ、いいなと感じたり
親しみを持ったりすることが求められる。
それには劇場のいろいろなものを使っていろいろなことができることを体感
させないといけない。
その点での評価コメントをさせてもらった。
でも学生たちのアイデアは若さと勢いにあふれていて面白かったし、楽しい。
さて、このプレゼンを経てごま氏の脚本はどのように仕上がってくるか。
それもまた楽しみです。
・・・指定されているところのダンスを考えないとね。ひょえ。