協力体勢

本日、ニットのワタクシ担当の稽古。

稽古は14時からだが、ダンス濃いメンバーは12時集合。

今回の共演者であるコンテンポラリーダンサーの佐藤健大郎氏の提案で

「ダンス濃いチーム」(命名・ごま氏)の今後の進み具合のコンセンサスをとるため

ミーティングをしましょうと。

ケンタロウさん仕切りで私からメンバーのみなさんに仕上がりつつある場面の事や、

まだ手つかずのものがいくつあるかや、どう進めていくか考えている事などを

お伝えした。

ケンタロウさんは私のかつての同僚でもあるヤザキ氏と結構な期間一緒にやっていた人

でもあり、ニットに於いては過去に振付師としても出演者としても何公演か

参加されていたこともあるので、今回は相談に乗っていただこうと思っていたので

顔合わせの時から挨拶がてら「男性中心のシーンはお力お貸しくださいね」と

お願いしておいたら、とても律儀にいろいろ考えてくださっていたようだ。

かたじけない。でも正直、助かる。いくつか提案があると仰ってくださり

その場面の中でも男性の野性味溢れなければいけない場面をほとんどお任せできそう。

やっぱり男性のことは男性がやるに限る、んじゃないかなぁ?そうでもない?

もちろん演出のOKももらっている。そんなこんなで時間になり稽古を始めた。

まずは私が先日から手を付けていた場面の繰り返しの練習。

これまた難敵でみんなが一回やるごとに「うあぁぁぁぁ~」といって床に倒れ込む。

1コ間違えると取り返しがつかない恐ろしい振付にしてしまった(笑)

もちろんその罠に自分もハマるわけだが。がんばろう、がんばれ。

今日はアイドルダンスもやるはずだったが、伝達しないといけない肝心の人が

急用で来れなくなり、それならメンバーも少ないしということで急遽お休みにした。

ということで、ケンタロウさんにお鉢が回ってしまった。

いくつかはお試しの動きのようだけど、基本的にはダンサー達に自分で創造してもらう

方式を採用されるらしく、お任せしている場面なので見学していたがめっぽう面白い。

やっぱり役者のポテンシャルの高さに目を見張る。

なんというか「恥ずかしがらない」というのは素晴らしい事。

基本的に見られるのが好きな変態ばかりなのね(笑)

そしてそれを引き出すケンタロウさんもまた素晴らしい。

今回、ごまさんはいろんな方に声掛けしていたとみられ、純粋にダンサーと言う人種は

5名ほど、だと思われる。そこそこの期間やっているのは私とケンタロウさんだけ。

しかし同じ船に乗り合わせた者同士、いい気持ちで協力してやって行きましょうと

いう雰囲気にあふれている。素晴らしい。これまた新しいご縁をありがとう。

またいつか遠くない将来にケンタロウさんとやる事があるような気がしている。

楽しみだわ。邂逅という文字が頭をよぎる。

しかしこの日、京都市内、葵祭で激混み。まいったでござるよ。