新しい稽古場

長らく建て替えのために使えなくなっていた滋賀の稽古場が再開した。
生協の集会所みたいなところをお借りしてレッスンをしていたのだが
建て替えにあたり、場所は前の大きさの半分くらいになると聞いていた。
先週から新しい場所でのレッスンになったのだが。…うぬ。狭い。
というか、これくらいが普通なのだと思う。今までがぜいたく過ぎたのだ。
それにいざと言う時には隣接している(パーテーションのみで遮られている)部屋を
借りれば以前と同等の大きさになるし。
なにより建て替え時に間借りしていた所でのレッスンは隣で卓球をされていたので
あのカコンカコンというBGMがないだけでもずいぶんマシ(苦笑)
しかし、そこはかとなく閉塞感が…。新しいせいなのか、窓がないせいなのか。
以前は廊下に面した側には扉があるのみで、そこを開けなければ人は見えないし
長い辺にはどことも隣接しない窓と外が見える窓が連なり開放的だった。
光も充分入ってきていたし、床はPタイルで硬いのを除けばそれはいい場所だった。
しかし今回の新しい部屋はなんとも閉塞的で息がつまる。
鏡も一応ついているが、いわゆるアクリルの鏡でゆがんで見えるし、角度によっては
マジックハウスかと思うほど人が消える(笑)
これ、あれだ。割れない鏡ってやつだ。耐震的には優れているがダンスには不向き。
もちろんダンス優先で部屋が作られていないのは重々承知なのだが、きっと設計者は
まったくダンスなんかしたことない人がやったに違いないと思わせる部屋だったりする。
ま、会議室の建前ですからね。仕方ないんでしょうけれども。
床に埋め込み式のコンセントタップがあるのはいただけないな。
硬いし引っかかるし、しかもこの広さに8個も…。
みんなして「嫌がらせか!」と怒ったことったらない。
引き続きでレンタルするってわかっている時点で意見を聞いてほしかったよね〜って。
そう、ただで貸してもらってるんじゃなく、ちゃんとお金払ってますから。
役所じゃないのにお役所仕事風なのは何故だろう、と思った新しい稽古場。
そのうち慣れるかな、とみんなで慰め合ってる現状だ。せっかく新しいのに。
あぁ私が大金持ちだったら稽古場くらいちゃっちゃと建てるのにさ(笑)