もしも…

言論の自由と暴力について。
あれは暴力とかいう生易しいものじゃないよね。
ああいう恐怖で人を操ろうとするやり方は絶対に嫌だけれど。
どんな事柄にも裏と表があり、それだけじゃなく横とか底とかもある。
その人にとっての事実はひとつなんだけれども、見方、角度、そんなものによって
捉え方も違えば、表現の仕方も、事実さえ違って見えてしまう。
最近話題になった某国の映画も然り。
その国ではパロディでも当事国には侮辱でしかないわけでしょう。
言論の自由にも品性は必要だと思う。(そしてそれに対抗する方にも)
国ってなんだろうな、と思うわけです。
国って、ひとりひとりの、そこに住んでいる人間の集まりだよな。
それなのに新聞でよく見る「国を訴訟」とか「国の回答」とか。
私が単に馬鹿なだけかもしれないけれど、どうも釈然としない。
国って誰だ?国ってなんだ?社会って?
要は一人ひとりの人間性だろうよ。
人間性を育てるのはなんだ?
どの国にもいい人もいれば悪い奴もいる。国民性だけの問題じゃない。
そんな気持ちで付き合いたいと思っているけれども
もし、自分がそういうことに直面したら、暴力に屈せずにいられるだろうか、と。
どこまで芯が通っているだろうか、と自問する私。