チンコロリン

木曜レッスン。今日はお元気ですか?みなさん。
身体のこともそうだし、予定が立て込んだりとか、いろいろあるよね。
しかし、この日は無事(?)全員がそろった。さて、じゃ振付を進めますか。
未だに作品を何にするかは見えてこない。
内心焦ってはいるのだが、こればかりは無理してもねぇ…。
「何を」というのも早く降りて来て〜…と思うが、「誰が」するかも問題なので。
この辺、毎度難しいところでございます。
グダグダしてても物事は片付いていかないので、とにかく目の前のことをやろう。
バッハをするってことは、もう決定。決定しちゃうんだ、こういう時は。
溜めておいても仕方がない、と祖父江慎さんも言ってた。
やろうと思ったことからやっていく。
バッハは私も現役時代によくお世話に(?)なった。
思い入れも深いし、基本的に好き。バッハの音楽が。
だからこの音楽をやるときには、あまり考えないで、というか
ストーリー的なものは極力排除して、音楽を感じるまま踊るのがいいと思っている。
味覚に近いような、原始的で基本的な感覚の中でやりたい。
なので踊られる皆さんも難しいことは考えず、ただただ音楽を踊っていただければ。
ということで、本日の振り付けは「チンコロリン」から。
みんな苦笑しながらコケてたけど、あの部分はチンコロリンでしょ。
音楽、チンコロチンコロ鳴ってるでしょ。
チンコロリンなイメージでやってくださいね(笑)あそこは。
いきなりマックスで始まる幻想曲は緩急が激しい。
まるでジェットコースターのような曲ね、と感じる。
そんな中でチンコロリンの部分は急降下の前の坂を上がるところか
または、たまにある急上昇や急降下の合間のなぎの部分だったりする。
だから静かな雰囲気で出てきてほしいなぁ。
よく踊るときには「大きく」と言われるけれども
なんでもかんでも大きく踊ればイイってもんじゃぁない、と思います。
だから音楽の抑揚をよく感じて踊ってほしいなぁと思います。特にバッハは。
なんたってストーリーもなにもないしね。
音楽が表す世界観を視覚化するってのもダンスの醍醐味だから。