好きな踊り

先の土曜日には「関ジャズ」ことJJA主催のダンスフェスティバルへ。
今年で30周年だそうで、私も古巣に在籍していれば30回ないし29回の出演を
果たしたであろう舞台です。今や昔の物語で昨今はすっかり観客ですが。
今回は特別企画としてこの30年間に起こった出来事をダンスで表現?するという
そんな企画ものもありました。もちろん、各スタジオの作品もありましたが。
いや〜面白かったけど長すぎるわ。。。腰が痛い、肩が凝る、眼が疲れる。
実に3時間半?だって6時に始まって終わったのほぼ10時前ですもん。
出演者も過酷でしょうが、観客も過酷だわ。
まぁ、でも実に盛りだくさんでした。楽しかったよ。
で、それを観ながら何を考えていたかと言うと…自分はどれが踊りたいか。
正直なところ、どれも…でした。踊れるかどうかは別問題ですよ。もちろん。
どれにも食指が動かないのは、きっと私の思考が偏っているせいでしょう。
っていうか、今こうやってフリーでやっている意味はそこにあるのでしょうし。
古巣の作品はバージョンこそ違えど、私もかつては踊った作品でした。
はっきりって今でも踊れるかもしれないとさえ思う。でも響かない。何故に?
多分、ずいぶん違うところへきたんでしょうねぇ。あの頃とは違う場所に。
自分の踊りたいもの。好きな踊り。やりたいこと。
明確なイメージがあったけれど、それはそれとして広がってきてもいるし
別の観点からの物を手掛けてみたい欲求もある。
今回の「関ジャズ」を、ある種ジャズダンスという「くくり」にするなら
やはり自分のやりたいものはジャズダンスではないという認識。
図らずも、そういうことを確かめる結果になった舞台でした。
きっといろんな舞台をこれからも観て、消去法の後に何か残るのだろう。
その時…80くらいになってたりして。ちゃんちゃん。