少しだけ逃避

いきなり平常運転。
というか週末に怒涛の振付が待っているので朝からそれを手がける。
あまりにも集中しすぎて脳内が麻痺したので、ちょっくら逃避。
最近読んだ本いくつか。近いところからさかのぼる。

ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)

ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)

アミダサマ (新潮文庫)

アミダサマ (新潮文庫)

誉田さんはとーるさんに「ストロベリーナイト」を借りてからハマった。
刑事ものはエグい描写が多いので内心「ぐげげ」となりながらも読んでしまう。
キツかったのはこれ。
主よ、永遠の休息を

主よ、永遠の休息を

幼女誘拐殺人事件を題材にしてあるので、肌が泡立つほどグロでした。
でも、そういった路線ばかりじゃなく「青春もの」と呼べるジャンルもあって
「ガール・ミーツ・ガール」はそのライン。安心して読めました。
でもこの本「疾風ガール」の続編だそうで…あ〜あ、先に読んじゃったよ。
まほかるさんの本は「九月が永遠に続けば」が有名ですが、私はそちらは未読。
お手軽な文庫本で最新刊だったのでこちらを買ってしまった。
描写力がハンパないのが作家の大きな才能の一つだとしたら、まほかるさんも
間違いなく才能ハンパねぇって感じでした。
あの世とこの世の境にいるような子が道を作ってしまうんですねぇ。
この本を読んで、そうやな、うかつに結ぶもんじゃないな、と思った。
「死に切ること」は「生き切ること」に繋がるんだね。
特に中盤の、町全体がなんだかわからない災厄にのみこまれていきそうな場面は
やめられないとまらないでドンドン読み進めてしまいました。怖いもの見たさ。
ほとんど2時間で読み切ってしまった。「九月…」もそのうち買おう。