C-Kids

土曜日はユニちゃんを連れて甲南の稽古場に行ってきました。
アケミちゃん率いるC-Kidsのメンバー。太郎物語の一場面の振付です。
その場面ではイマドキの振付を踊るトコがあり、そこはユニちゃんに丸投げ。
私は運転手兼監督役で付き添いという立場です。
若い子は小さい時から踊ってるし、舞台に立っている子ばかりで度胸もある。
それに色んなことがすぐにできる子たちですから心配はしていません。
が、やはり芝居ミックス的なものには不慣れなよう。
そのあたりは動きを簡素化させて、振付として覚えてもらうしかないなぁ
という風に感じましたので、出来るだけ大げさに動きとして振付けます。
とはいえ、今日初めて聞いたセリフに動きを合わせるんですもの。無理よね。
でも、彼女たちの事ですから(そしてまたアケミ先生がついていますから)
きっと次回行ったときにはバッチリ場面が立ち上がっていることでしょう。
大人の方が大変かもね、という予感が微かにいたします。。。
まっ、それもどうにかやっていくしかないわけですが、やり始めてやはり結構
ハードルが高いなぁ、と今更ながらに思うわけでありました。ちゃんちゃん。
しかし、若い子のいるところは勢いがありますねぇ。(問題発言!)
今回はその場面のみの振り渡しでしたが、この先本番に向けては怒涛のごとく
目いっぱいの振付が待ち受けている。彼女らも、創る私やアケミちゃんも。
そりゃ、大人もそうですが、なんたって総勢80人弱。レベルも年齢も違うし。
そんなことを秘かに身震いしつつ考えながら見学していたのでしたが
なんというのか、実際に動いている若い子たちを見ていると
「あぁこんなこともできるな」とか「この子らにはこんなことさせようか」と
具体的な絵面が浮かんでくるのです。不思議ですね。
そしてまた、きっと彼女たちはツーといえばカーでもサーでも応えてくれそう。
振付のみならず曲もセリフも覚えるのが早いし、耳がいい。
そう、耳がいいこともダンサーとしては重要なポイントだと思っています。
何種類もの音を聴き分ける能力は、やはり大きな財産の一つです。
やはり若さってやつはポイント高い部分も多いですね。深みには期待しないで。
対応能力の高さがあると振付する側としてはとても楽です。
若さゆえの融通の利かなさもあるけどね。しかも細かい部分で。
自分もそうだったから良くわかります。
彼女たちにすれば手を挙げるのが7カウントと8カウントでは大きく違う。
そういったあたりを実に細かく記憶していますから。
でも(振付的には)そんなことどうでも良かったりするのが現状なのですが
彼女たちにはそれが許せない時がある。私にはそれが若さの証明と思えます。
自分もたどってきた道ゆえ、愛おしく可愛く思って静観しています。
イワークスに関わったばっかりに(笑)なんだか踊りじゃないことさせられたり
いろいろなことを求められたりしますが、面白がってくれたらいいなぁ。
しかし、何度も何度も繰り返し練習をしたもんだから、ユニちゃん果ててた。
「け…けっこう…疲れる」と汗だくでした。ユニちゃん、お疲れさま〜!
舞台上のキャラ的に「面白い人」と思われているユニコさんですが
本当はとってもシャイな人。普段、面白おかしくしている人じゃないからね。
しかもユニちゃんの事、あんまり知らない子達はユニコさんが思った以上に
(イマドキダンスを)よく踊れるのでびっくりしていたようです。
えぇ、ユニコさんはレイワークスの隠し玉ですゆえ。
え?隠れきれてないってか(笑)
ユニちゃん只今地味にダイエット中だそうです。