懺悔その1 バレーボール編

いや〜日本女子バレーボールチーム銅メダルおめでとうございますっ!
シビレましたね〜特に中国との対決は。もう胃がひっくり返るかと…。
松平さんの時からやんわりだけどファンですから。
今更ながらにチームプレーというものが素晴らしい事に感動。
拾って、拾いまくってつないだボールを決める。
つい派手な「決める」ほうに目が行くけれど、まずは拾うことが重要。
連係、信頼、それぞれの責任と苦しみを分かち合い感動を倍加する。
本当に素晴らしいですね。
…それを見ていて自分を振り返り暗澹とした気持ちになりました。
私はやっぱり自己中だわ、と。
いや中心という意識もないんです。独走型なんです。個。
そりゃもう苔の生えるくらい昔だけども私もやってました。実は。
といっても、あまり熱心な生徒ではなかった。
しっかりとは覚えてないのだけれど、学校にはクラブと部活があり
小学生の時には同時に2つをすることになっていた…と思う。
私は学校のクラブにバトン、部活にバレーを選んでいた。
バトンは練習といってもせいぜい週に1回程度、部活は週3あったような記憶。
でも当時はそれ(部活)が絶対的なものという認識がなく
練習に出たり出なかったりとかなり自由にふるまっていた気がする。
たぶん、本当はそれじゃダメだったんだよね。今思えば。
コーチはたまたま担任の先生がしていた。
けれど強制的なことを言われた覚えがない。言っちゃいけなかったのかな?
チームプレーだから出たり出なかったりするような奴にポジションはない。
しかし、たまに出ては結構サーブを入れたりスパイクを決めたりするので
先生としては補欠ででもチームに入れたいと思ってくれたんでしょうか。
ある時…近畿大会がかかっている県予選だったかしら。出たんですよ。
練習を熱心に出ていなかったのに。あれは先生のお情けだったのかな。
当時は小学生は9人制。私は小さかったのでバックだった。
まぁ割に最初から負け試合ではあったのだけれど、何度かせりまして
こちらのチームの子がコート外に飛ばしてしまったボールを
フォローしたのが…その試合中にいったい何度あったことでしょう。
それがすごく献身的に見えたらしい。
大げさでなく「あの子(私のことね)よう頑張って拾いにいくやん」と
会場の半分以上の目が私に集まったんですよ。フォローするたびに。
今思えばレシーブする子、めっちゃヘタやん!てことやっただけやん。
しかし、ほんの一瞬だけど「ヒロイン」みたいな扱いになりかけた!
…それがたまらん居心地が悪かったんです。
練習してないことは自分が一番知ってる。
そういう持ち上げられるような雰囲気を感じると逃げたくなってしまう。
…実際、逃げました。…あれまぁ。
もちろん試合の最中にトンズラかましたわけではないけれど「逃げた」
そう、もうボールを追いかけることをある時から諦めたんです。
注目されるのもいやだったし、献身的な自分もいやだった。
あれは一体、どういう感情だったのか自分でもわかりません。
ああいうのを天邪鬼っていうのかな?
しかし、そんな場面でそうならなくても…始末に負えんとはこのこっちゃ。
それまでは普通にボールを落とすまいと思って追いかけてたのに
諦めたら返ったボールが明後日のほうに飛んでった。
(ちゃんと自分のチーム内に返らなくなっただけですけど)
明らかに先生を失望させた。
でも先生は「よう頑張ったなぁ」って言ってくれたような気がする。
ごめんなさい。今更だけど。
チームプレーには向いてませんでした。
バトンのほうが好きって思いながらバレーやってました。
オリンピックの結束力をみて反省した次第です。(遅いわ!)