お節作り

昨日、食材が届いたので仕方なく(!)取り掛かることにする。
とりあえず干し椎茸だけは戻しておいたからね。
それにムスメも家庭科の宿題として、いくつかを作るらしい。え〜また〜?
はっきりいって面倒くさい。毎度々々その宿題やめてくれよ先生、と思ったりもする。
まぁでも文化の継承でもありますしね。徐々に教えていかねばならんのでしょうね。
私は母を早くに亡くしたので自炊は自分で一から覚えた。そういえば。
だから結婚して初めてお節なるものを作るときはとっても大変だった、のを思い出す。
その事を思うと、やはり元気な間にムスメにある程度は教えておかねばなぁと思ったり
必要になれば勝手にやるようになる、とも思ったり(笑)
ただ、作ってみるのは先でも傍らにいて見ておくことは重要なのかも。
意外に頭で覚えていると出来たりするもんだし。あとはひたすら馴れでしょうしね。
人参の飾り切りなど材料の準備をムスメにやらせ、私は出汁をとったり器を用意したり。
手順を言いつつ、ムスメにたまに手伝わせながらも調味は私が。
何段階かに分けて味を覚えさせる。
これだって、たくさん失敗したもんだ。計量カップとか使わないから(苦笑)
とにかく出汁だけは惜しまず、材料に含ませることが一番重要。薄味仕上げにする。
今回失敗したのが筍とふきの煮物。色が出ない白だしを使うためごまかしがきかない。
ふきがね。頼むのを忘れていて近くのスーパーで買ったのね。
やけに青々としたもの。ただの水煮でいいのに着色料が使ってある。嫌だなぁ。
でもそれしかなかったので買ったけれど…出汁を含ませている間に色が染み出ている。
筍が微妙に青く染まってる…。おぉ〜のぉ〜。なんで着色するかなぁ?いらんし。
まぁこれが唯一の失敗。味はイケてるよ。見た目が…染まったヤツは底へ隠した。
毎度々々三ヶ日たっても余るので、今回はかなり少ない目に材料を頼んだ。
わずか1日分しかないくらい。でも、結局はそれでいいんだよね。
90歳になる千本のおばに届ける分も折詰をして、いざ配達。
もう夕方からはな〜んもせぇへん!と宣言して早めの年越し蕎麦。
紅白とガキ使をザッピングしながらダラダラ。
今年もつつがなく暮れました。