チャレンジ精神

先日、朝の番組でおでん特集をやっていた。それを参考に作ってみたよ。
番組では*ダシが濁る*大根に味がしみない*こんにゃくに味がしみない*玉子が固い
等々をどうすればいいのか、という克服策が提示されていた。
まず大根は凍らせる。すると細胞壁が壊れて短時間でも味が芯までしみこむらしい。
こんにゃくは冷たいだし汁につけておく。出汁の温度が高いと固くなるのであく抜きの
下ゆでをしたら常温の出汁に一日くらい漬けておけと。
玉子は大根おろしかおろし汁にこれまた一日くらいつけておいたらいいんだとか。
出汁が濁るのはいろんな食材をいっぺんに入れるからで、それぞれに味を付けたうえで
最終的に出汁の中で泳がせるように合わせろとのこと。
出汁は「オイスターソース」と粉末のダシのモトだけでいいそうだ。へぇ〜。
で、やってみた結果。
大根はいままで米のとぎ汁で下ゆでしていたが凍らせるだけでいいのは手間が省けて
とてもイイ。これから大根炊くときはコレでいこうって思った。
こんにゃくも出汁を取り分けて漬けておくだけなので、台所がかさばるが手間はナシ。
玉子は大根おろしがもったいなくて今回はやらなかった。
もったいないし、大根おろすのが面倒だったんだ。(こら)
出汁は、いつものでいいんじゃないかと思ったけれど騙されたと思ってやってみっかと
オイスターソース出汁を作ってみたが。いかんせん色が濃い。う〜んちょっとヤだなぁ。
いつもは高級御出汁をふんだんに使い、白だししか使わないので黄金色になるのが
今回のは濃口しょうゆ色になっている。味はいけるけどね〜見た目がね〜。
ということで次回からはナシ。
いずれにしても「煮込むだけ」とはいえ下準備に前々日くらいからかかるってのが
結局主婦は休む暇がないってことで。正月の御節とおんなじだ。
それにおでんだけってわけにもいかない。おでんは「おかずにならん第一位」だしさ。
昨夜もTVでやっていた料亭風肉じゃがを作ってみた。出汁が効いてて美味しかったが
やっぱり「家の味」とは少し違うな〜と、それなりに家の味が出来ていることに
嬉しいような疲れるような。きっといつの間にか元通りになりそうな予感。
色々とチャレンジしようとはするのだが、定着したのって何があったかな〜と
思わず考え込んだ秋の夜長でした。