健さんなら4ページ
とーるさんに借りてたもの。やっと手を付けた。
- 作者: ライオネル・シュライヴァー,光野多惠子,真喜志順子,堤理華
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2012/06/24
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なんだろう、きっとあの独特のセリフの言い回し(書き回し?)がダメなんだ。
たぶん、でもそれがリアルなのだろうということはわかる。
無口な外国人もいるはずなんだけど、欧米系のヒトで無口な人って映画の中に多い
気がする。それってある種キワモノ扱いとでもいうか、そんな感じがするけれど。
もちろん人種の問題ではなくて、個人の性格の問題だとは思う。
でも、小さい時からの教育によるものも少なくはないと思うのよね。
こう、やたらノリツッコミというか、本当にそう話しているんだろうなぁ。
自分が喋っている最中に脈絡もなく「ええ、そうだわ」と言わないよね(笑)
誰に何を聞かれたんだって話ですよ。人との会話を先回りして自分で肯定したり
否定したり、質問したり。ディベート文化だからなのかなと思うがどうだろう。
物語自体は面白かった…と言っていいんだろうか。母親、アカンやんとも思うが
これもリアル。すべての母親に母性が備わっているとは限らない。
そして、生まれてくる子供の性格はもともと生まれ持ったところが多いのは事実。
無論、その後の生活環境によって多少なりとも性格に影響する部分はあるけれど
生まれ持った性格と言うのは親から受け継ぐとかと言うものはない。
どこからか飛来してくるようなものだ、と私自身はそう思う。
だからと言って子供のやる事に親の責任がないという話にはならない。
生来、という字のごとく性格は生まれ持ってきたものであり、またその後の
環境や教育によって付帯していくものだ。
親子関係は難しい。親子だからって全てが分かり合えるわけじゃない。そんなお話。
それにしても、この母親。ぺらっぺらとよく喋る…苦手。(そういう設定なんだって)