友達しばり

ムスメさん、中学校ではテニス部に入ることにしたようです。
えぇ、もちろん一悶着ありましたとも。私はバレーに入ってほしいと思ってたしね。
私がバレーをさせたいと思っている理由は明確にあります。
しかしムスメと言えども別人格の人間な訳ですから、そうそう意に沿うわけもなし。
強制してやらせるもんでもないですしね。
ただ、テニスを選んだ理由が私には気に入らない。
バレーが嫌、とか、テニスがやりたかった、とかそんなのではなかったのでね。
ここはひとつガツンと言っておかねばというところもありました。
卒業し、いきなりバレーも駅伝もなくなり糸の切れた凧状態でしたから。
一般的に言うところの「たるんどる」というやつです。
塾も行き始めたし、あまりきつく縛るのはかわいそうやな、とは思っていましたが
最近ちょっと羽目外しすぎ。このまま「これでいい」と思ってしまってはいけない。
ということで、こんこんと説教。
風呂の上り際、湯につかりながらの説教タイム。のぼせたっちゅうねん!
でも、アレですね。
友達っていうのが「できなきゃいけない」と思いすぎてるような気がする。
ある種、強迫観念に近いものを持っているような気がする。うちの娘に限らず。
もちろん飄々と一人でいる子もいるだろうし、寂しい思いを抱えながら一人でいる子も
もしかしたら友達に見えても本当はそうじゃないかもしれない子達もいるはずだと思う。
ひたすらGoing my wayで自分道を走り切ってきた私にはわかりにくい話ですが。
友達は大切だし、いると心強いけど。
でも自分の人生は自分で決めていくもんだよ、ムスメよ。