夢のつづき

11月のスタジオ10周年記念発表会で合同作品を頼まれた。
それの振りうつしを木曜の夜に、と頼まれていたのだが
まさかのダブルブッキング!クミちゃぁ〜ん!
ま、彼女はなんたって忙しすぎるのだ。仕方ない。
どうしても今日中にしないといけない他クラスの振付が優先。
私は土曜日が正式な振付日なのだが、どうしてもその土曜日に
来ることができない人のために木曜の夜、ということだった。
…私はいいですけど。その人た達は大丈夫なんだろうか。
どこまで詰め込めるかなぁ、詰め込まなきゃね、と
意気込んでいたそれは肩透かしを食らい、旧友を温めにかかる夜。
二作品を見学&ビデオ係に徹しました。
それはさておき。10周年である。あれから10年かと感慨深い。
当然のことながら10年分歳食ったわけで自分の変化はよくわかる。
しかし10年ぶりに会う人はみんな変わらない!!
もしかしたら他から見れば「レイさんも変わってないね」かもだが
いやいや、皆さんに比べたら変わってますよ。
あそこはホンマに妖怪スタジオだわ。びっくりしたよ。
変わらないのは容姿もさることながら踊りへの情熱!
久しぶりに大人が必死になって振付を覚える様子を目の当たりにして
胸のあたりがあったかくなりました。
もちろんレイワークスに出てくれてる大人たちもいつも必死なのは
わかっているけれど、その時は私も必死やから(笑)
人が振付をし、それを覚えている大人を見るというのは滅多にない。
あぁこの人達も踊りが好きなんだなぁと思う。愛おしくなる。
好きにもいろいろあるから、それはちょっともにょもにょだが
振付を覚えている時っていうのは「素」だから。
汗みどろになって化粧も剥げ落ち、それでも休憩もそこそこに…。
どうかその真摯な気持ちが舞台で光り輝きますように。