アイヌのウポポ(うた)
京都で公開。やっと観に来れた。
歴史を紐解くまでもなく大陸から分かれた日本列島には先住民族がいたことは確か。
日本人が単一民族なんて、どう転んでもあるわけない。
鎖国以降、いろいろと文化がブロックされてきた(せい)なのか(おかげ)なのかは
知らないが日本独自の文化というものが発展してきたのは確かだろうけれど
北と南の先住民族たちを弾圧したのはほかならぬ本州から派生した幕府であり
政府だったのよ。本当に卑怯で野蛮だと思う。
それを思うとその血を受け継いでいるらしい我が身さえも疎ましく思えるほど。
しかしそれも遡れば単一の血ではないことに安堵もするし、元々グローバルで
違った言い方をすれば掃きだめな私達(和人)である。
だからアイヌとか琉球王国とかに惹かれるのは当たり前なのかもしれない。
確立しているものに憧れる性根があるんだろうと思う。
憧れならリスペクトして友好的な関係を築けばよかったのにと心から思う。
ナゴコンその3(5月7日)
本番2日目。今日もまた京都から応援しにきてくれる方多数。
Hさん、Tちゃん、Nさん、MDさん、HMちゃん、それにH氏。
そしてWeb上だけでのお友達だった名古屋在住のデモガール、チェリーちゃんと
彼氏のルセール君も来てくれることになっている。嬉しい!
そしてなんと!ここ最近いくつか芝居を観に行ってたそれのお返し?なのか
ねむり姫でお付き合いの始まった俳優の西村貴治さん。
本番前に会場前でみどりさんとゆったりしていて「そういえば今日西村さんも・・・」
と言っていたら目の前に現れてびっくり!呼んだら早すぎる登場やん。
意外にも道が空いてて早めに到着したらしい。差し入れもいただきました。
ありがとうございましたん。
昨日の意見を元に照明さんに修正をお願いしたり、踊りの終点を考え直したり。
いざ本番!昨日より会場の雰囲気が明るい。なんでだろう?昼間だからか?
それとも並んでいるプログラムで客席層に違いがあるのか?
会場に子供がいるというのもあったのかもしれない。
昨日ダメをもらってみどりさんとの掛け合いでのやり取りを修正したら
爆笑いただきました。わははは・・・あ~よかった。
それにまさか来られていると思っていなかった滋賀のOさんとKさんまで
来てくれていてびっくりしたよ~。ありがとうございました~。
それにしても始めの雰囲気から3パターンあって、それが吉と出たか凶と出たか。
もう、終わってしまったものはどうしようもできないけれど、どうだったんだろ?
また意見を聞いて次回への糧とさせていただきますので、どしどしお願いします。
私は翌日に別件での仕事があるため、この本番が終了したら京都へ引き返す予定。
ひとまずぬるま湯さろんデビューを果たしました。
今後とも地道に作品創ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
ちなみにみどりさんはおサルさんでもないし、タヌキさんでもないです。
答えはキジムナーさんでした。尻尾はご愛嬌。
茶色のポイントが欲しかっただけで特に意味はなかったんです。
みなさん、応援本当にありがとうございました。
ナゴコンその2(5月6日)
いよいよ本番日。しかしリハーサルがない。つまりぶっつけ本番。
早めに会場入りしても仕方がないということで午前中はホテルでぐったり?まったり。
みどりさんに迎えに来ていただき(毎度すみません!)軽食を仕入れて会場入り。
今日はじめまして、の人達もいたのだけれど、楽屋も狭くてなかなか居所が
定まらず。リハ室を用意してくれていたので、そちらでストレッチなどしながら
みどりさんと確認事項を確かめ合ったりしているうちに全員集合時間。
コールいわゆるルヴェランスのリハーサルをしていざ本番。
今日はわざわざイズミさん、ユニちゃん、ヨーコさん、そしてMYさんまで
来てくれることになっているし、KZちゃんも息子さんと来てくれるとか。
ありがたやでございます~。ナゴコンの皆さんもびっくりされてました。
京都から来ている私が結構チケット売れてるので。はい。皆さんのおかげです。
モニターが楽屋になくて、舞台監督用に舞台裏に一つあるのだけれど
自分たちの出番ひとつ前にスタンバって初めて見るモニター。
後ろから見て・・・まず見えたのがMYさんの頭。とうことはこの横並びは
すべて・・・むむむ、なんでド真ん中なんよ(笑)やりにくいがな。
いやしかし交通費まで使って来てくれているのでございます。文句は言えねー。
頑張りすぎないようにがんばるね。
はい~本番は一瞬でした。ぬるま湯デビューしたとよ~。
どどどどどうやったかななななんん?
全てのプログラム終了後、舞台開放。お客様たちと交流タイム。
当然、みなさんご自分のお知り合いで輪ができるわね。
詳しいことは京都で聞こうと思いつつ、まぁなんか舞台慣れしている人たちで
ごっつい色々ダメ出ししてくれはりました。
ありがたいことです、ホンマに。
それをフィードバックして、翌日はさらにブラッシュアップさせてもらいます。
帰り際にはみどりさんとファミレスにて食事と反省会。
さっき聞いた意見を元にいろいろと作戦を練る。
なかなかない貴重な体験をさせてもらってます。
今までソロはあったし発表会や公演ではみんな一緒になんかやるけれども
こうした異業種でのユニットは初めてで新鮮。
フィードバックのやりがいもまた違った感じ。ぬるま湯、サイコーです。
ファミレスでは思わず今後の展開についても話し合うことになってしまった。
明日も本番あるっちゅうねん(笑)
この先もお互いのやりたいことがカタチになっていけばいいですね~。
「ぬるま湯さろん」なかなかいい命名だったと思います。さすが、ごまさん。
さて、明日はマチネで、私たちにとっては最終回です。
ナゴコン番外編
「時代横丁」演目は三幕。江戸時代くらい?が舞台のお話らしい。
それのせいか客席は年齢層がぐっとお高め。私たちが一番若いくらい。
笑点感がただよっておる。私、実は時代劇的なものが苦手でですねぇ。
すこ~しだけ心配していました。開演まで。
しかし、前説でそれらはすっかりふっとんだ!
メンバーさんは人形劇団を主宰されている方が多いらしく前説に
大人の上半身分はある大きめのおじいちゃん人形を操ってらっしゃるのだが
人形そのものより、前説のユーモアがツボ!
っていうか、これ、私がやりたいと思っているスタイルと同じ!
俄然、本編にも期待が持てたところで、はなこさん登場。語りべ役なのね。
はなこさん安定の語り口。言葉も明瞭で素晴らしい。
しかし、お芝居にもびっくりした。元々は朗読劇から始まったと
パンフレットに書いてあったので、そのスタイルを踏襲されているのか
芝居なのに全員が前を向いている。えっ?
初めはびっくりしたけど確かにアクティングエリアもそんなに広くないし、
時代劇的な装置や美術をするにはちょっと無理のある空間ではある。
そして衣装は先ほどのカラー作務衣のまま。
お殿様であろうと農民であろうと語りであろうと、全て着た切り。
潔い。そして反対に話の内容を邪魔しない。なるほどな~。勉強になるわ。
二幕目でははなこさんは役者として、三幕目は落語がベースのおはなし。
こちらの主役メンバーさんの夫婦役がとても面白く(両方とも男性)
女房役をされていた方が歌丸師匠がかつらを被った風にしか見えなくて(笑)
ビジュアルからしてわらけるのに、まぁその内容と来たら・・・。
風刺も挟み込みつつ、とてもとても面白かったし、加藤K子さんという
女優さんの声色での芝居の素晴らしさったら!
声色一つで役が見えるなんて、ほんとに素晴らしいとしか言いようがない。
人情ものあり、武士ものあり、アクションあり、スローモーションあり。
ところどころにホリゾントだけの明かりで前を消し、シルエット状態で
情景を表現されるのだけれど、これが影絵のような、紙芝居のようなで
とても効果的でありました。
客席に比例して出演者も年齢層お高め。というか、今はお高めになったのだろう。
長く続けてらっしゃることが見て取れるような、隅々までベテラン。
本当にすばらしい。これ、若い子たちが観ないのはもったいないと思う。
確かにスタイルや題材としては古さを感じるかもしれない。
小劇場や商業芝居の明るさ、派手さ、垢抜け感はないかもしれないけれど
泥臭くても洗練されている。練られまくっているのだ。
だから安心して委ねられるし、泣いたり笑ったりが印籠のようでも
まったく気にならなかった。
感じとしては大衆演劇チックではあるのだけれど、もっと演劇寄りである。
客あしらいもすごくお上手で、それなりに固定客をさわりつつ、いろんなものを
下げまくっているけれども全然なぁなぁにならず、あくまでもホスピタリティ第一。
終演後に抽選会なるものもあって、なんだなんだ?レイワークスと似ているものを
感じるぞ、だったのでした。お客様に対する感覚が似ているんだろうなぁ、きっと。
本当に素晴らしかった。また観に行きたい。絶対行きたい。
関西人の私からすると名古屋弁がとても新鮮で面白く聞こえたのもあるし
なにより私たちより先輩の皆さんがまだまだ精進されている感じを受け取ると
こっちもまだまだ頑張らなくちゃ!と勇気と元気がもらえるのだ。
いや~来てよかった。そうそう、山内君は本当はこの日は出番がなく
急きょ他での本番が終わってから駆けつけてくれたらしく、第三幕に
気が付くと居たという「君は忍者か?」とみどりさん共々びっくりして大笑い。
はなこさん、山内くん。楽しいひと時をありがとうございました。
ナゴコンその1(5月5日)
いよいよ出発。
とはいえ、この数か月間、何度か名古屋と京都を往復して、もう慣れた感。
今日は会場での練習まで時間があるため行きはバスでの移動を選んだ。
しかしGWのさなかとあって・・・どうだろうね?ゲロ混みだったらヤダな。
みどりさんが駅まで迎えに来てくれることになっているので道中で通過点中継を
しながら、そんなにびっくりするくらい混んでもおらず、運転手さんが名古屋に
入ってからいつもとは違うルートを通っている気がしたとたん到着した。
結果、予定時間通り。ほぉ~プロですなぁ。
本日は本番前の照明付き練習、といった感じで各グループの持ち時間も1時間あり
照明や音響の細かなところを調整しながら通しができることになっている。
でも今日は4グループのみのエントリーらしく、明日の朝から開場前までに
練習をする組が多いよう。ということは他の組の作品はあまり見れないのね。
私達は3時半からの予定。微妙な時間なので、昼食は簡単に済ませ、いざ。
会場を見た時点で「前の方に寝転がると全く見えなくなる」のがわかったため
作品内の立ち位置を色々と変更してみた。
ピンスポットで追われるわけではないため、特に支障はないようで安心。
順調に終了し、着替えてホテルにチェックイン。
今日はねむり姫の時に共演した越賀はなこさんと山内庸平くんが出演する芝居を
観に行こうとみどりさんと約束していたので、そちらへ向かう。
名古屋は不思議と「人形劇」というものが盛んな土地らしい。
だから「人形劇専用劇場」なるものもあちこちにあるのだ。珍しい。
花子さんたちが出演する舞台は保険会社のビルの19階にあって、ここも本来は
人形劇をする場所らしいが、どんなところだろう?
受付に行くとはなこさん達、出演者がお出迎え。みなさん黒衣のカラー版いでたち。
主催は「ひと組(ひとぐみ)」作・演出は麻創けい子さん。
時代横丁というどうやらシリーズもののようで年に2回行われているらしい。
(続く)
自習&誕生日宴会
昼間はGWで通常レッスンをお休みしているのでスタジオにて自習。
集中力がなかなか続かなくてナンギする。まぁ、本当は生演奏だからというのも
あるのかも知れないが、なんだか今一つ自分の中で何かがしっくりきていない。
来ていないが、そんなことは言ってられないので何とか形は整えないと。
苦しみながらも一応この方向でええんちゃうか?と思えるところへ着地。
なんといっても今回はパートナーがいるので、みどりさんとのビビビッとくる
感覚的なセッションの部分もある、だろう。
集中できない原因がわからなくてモヤモヤするものの、夜は出かける予定なので
そこそこの時間には帰宅しなきゃだ。
帰宅してすぐに明日から家を空けるための荷造り。
ムスメが6日に17歳の誕生日を迎えるため、今晩は会食予定。
久しぶりにということで義妹家族も一緒に。
子供たちのリクエストが「居酒屋」だったため、チェーン店ではない少しばかり
高級な居酒屋へgo!マグロが美味しかった。
全然誕生日らしくなかったけど、17歳おめでとう。(前倒し)