大阪合同リハ1

早くも合同リハである。まだまだ作品はこれからなのだが、出演者が確定したのを
機に、早めに合同練習をしておきたかったので。
先は長い。けれども全員で踊る、作品を共有する、空気感と信頼を一つにするには
早いに越したことはないし、現実的に動線の練習をしておきたいのもあった。
私の方は今回12名の方が協力してくれるにあたり、どの程度の大きさの場が必要かを
見極める点でも今回の合同練習はありがたかった。
今日は2枠取れていたので昼の12時から6時までの6時間コース。
初めの2時間を私とONさんの振付に時間をもらう。
2時から大阪チームの復習。3時から京都組合流。
Nさんのみ欠席。元々この日は難しいと聞いていたので申し訳なかったなぁ。
本人も気にしているだろうと思いつつ(心配しなくても大丈夫ですよ〜、全然)
残りのメンバーは全員大阪へ出向いてくれた。ありがとうございます。
京都のメンバーは広いところで踊って感触を確かめておきたいだろうし
大阪のメンバーはいつも少ない人数でしかやっていないので全員でやるとどうなり
どう見えて、どんな作品なのか、ということが気になっていただろうと思う。
その辺りは各々解消されただろうか?…した?あ、そ。よかった。
フォーメーションを決めたり走る動線を決めたりした。
うん、やっぱり10人が同時に動こうと思うとこのサイズは必要だね。
まだまだ出来上がりには程遠いものの、意見も参考にしたいし、印刷物のイメージを
持ってもらおうとイズミさんに来てもらった。
旧いメンバーはイズミが来るというと一瞬緊張するらしい(笑)まだ怖いですか〜?
穴だらけ、演出も施さず生のままの作品(それも半分くらい)を見た感想を聞く。
言う方はドキドキするらしい。なにがって、ちゃんと「読み取れているか」をだ。
そして聞く方もドキドキする。「ちゃんと読み取ってもらえるようにできているか」
答え合わせさながらの一瞬。いろいろなものを受け取ってもらえてハイタッチ!
お互いにホッとする。ホッとすると同時にまた不安にもなる。いつものことだ。
つまり私とイズミさんは「感覚が似通っている」同士なので「そこでしか通じ」て
ないんじゃないか、という石器時代から対面する問題にブチあたるわけですね。
ま、しかし。すべての人と感覚を共有することは不可能だ。
ここはイズミさんと自分の感覚を信じて行けばいいのだと半ば開き直りつつ
受け取ったイメージを聴いてこちらもまたイメージを膨らませることができる。
いつもサンキューね。
帰りにはいつものメンバーで居酒屋へ。一通り飲み食べした後ONさんは自律してか
珍しく先に帰った。ま、明日は月曜日だもんな。たぶん昨日も飲んでるだろうしね。
残りのMYさん、ユニちゃん、イズミ、そして私でのダラダラ飲み。
話は様々に広がる。途中、MYさんが「イズミさん、どうでした?」と聞く。
あぁ、ONさんが居た時にこの話になればよかったね、と思いつつ。
するとMYさんが「夏の終わりのソロのジャンプをどないしたらエエもんかと…」
そうか〜まぁそうかもな〜と思いつつも、ここにも一人真摯に取り組んでいる方が
目の前にいてくれて、とても嬉しく思う。と同時に申し訳なく思ったりも。
なんで?なんでって、振付するときは感覚でしかやってないから(爆)
イメージやテーマはそれこそ夢に出てくるくらい考えるのだけれど、振りそのものは
その場のイメージと生け花的なバランスでやっちゃってるもんで〜。
こんなに悩ませてゴメンていう気分になるよ。
でもきっとこのMYさんのようにそれぞれがそれぞれで色々と考え、悩んでくれて
いるのだろうと推察する。
そして、もっといろいろな私の中のイメージや言葉や、テーマに関するものを
伝えてあげてとユニちゃんに言われもする。はい、がんばります。
でも合同練習をしたこと、そしてそれを見たイズミの意見を反映させて見えてきた
事もあるし、そろそろと心理的演出の方もやりはじめねばと思っているところ。
どなたさまも、よろしく憑いてきて下さいまし。