30年

甲南のレッスンに行く前にOさんのところへお見舞いに行く。
半年前の右ひざ手術に引き続き、今度は左ひざ裏のガングリオンを除去する手術を
受けられたのが6月末日。ほぼ3週間にわたる入院の最中だが、もう来週頭には退院
される。手術されてすぐにお見舞いへ伺ったがその日は時間もなかったので
さっさとお暇してしまい、ろくにお話も聞けなかったので今日は時間を取って
退屈されているであろうから、たっぷりおしゃべりに興じようと思い馳せ参じた由。
今回は前回に懲りて個室で過ごされている。
それでも入れ代わり立ち代わりお見舞いの方も来られるらしくちょっとした有名人だ。
Oさんとは実に30年間のお付き合いだが、ダンス以外に接点は当然だがないので
こうして個人的に喋るのは数えるほどのうちの何度目かというところ。
たっぷり3時間取っていったにもかかわらず、あっという間に時間が過ぎる。
ここでも私は穴だ(笑)ほとんど聞き役。それはもちろん構わない。
しかし過去は現在とリンクしているわけなので、あの人やこの人のあんな事こんな事。
聞いたからといって今ではもう遠い人になってらっしゃる方もいるし問題ない。
問題はないが「そうだったのか〜」と知らされずにいたことも沢山あったようだ。
内心で「うん、これはOさん側からの真実なのね」と思うに留める、ことにする。
いやはや、30年ってやっぱり長いわ。