活字中毒者続出

うちの近くのスーパーでは、店前で地元の野菜を売ったり、たこ焼き売ったり
大体は食材を扱うのだが近頃目新しいところでは古本市なるものが開かれている。
え?こんなとこで?しかも古本?そんなん売れるわけないやん…と思いきや
なんのなんの。
一度やってみたところ担当者さんの思惑通りだったかして大盛況で、
それ以後何度もやるようになり毎回わりと結構な人だかりができている。
子供の友達(賢い子)曰く、本を3冊持っていくと1冊と交換してくれるんだとか。
へぇ〜なるほどね。
青空市場みたいなところでやるものだから置き方とか並べ方も無雑作だし
本も本当に古いし古本屋さんで扱っているようなソレなりの美しさはなく
掘り出し物もあるかもだけれど、ちょっとな〜と食指は動かなかった。
でも最近は見るたびにお客さんが増えていて意外だった。
それを見て少なからず古本市を楽しみにしている人もいることを知る。
そういえば、この辺、学生街から少し外れているせいか本屋ってのがない。
場所柄、医学専門本を扱う店や本当の古本(古書)を扱う店はあるけれど
いわゆる小説とかの大衆書を売っている普通の本屋が全くない。
長いこと住んでるのに今回の古本市が盛況になるまで気がつかなかったよ。
そんなん、こんなとこでやっても売れないよなんて思ってごめんなさい。
老若男女が本を手にし吟味している姿を見て世に活字中毒者の多いことを知った。
図書館は平安神宮の方に行けば府立図書館があるけれど
図書館って読みたい本があるとは限らないし。
1冊100円だったら、つい買ってしまうのかもしれないね。
もしかしたら探す楽しみってのもあるのかな。
今度わたしも覗いてみようか。