方向づけ

さて、ここへ来ての小休止。
休止してる場合じゃないと思うのだが、スケジュールではそういうことになる。
来週が本番。ライシュウガホンバン。そぉなのぉ〜と叫びたい感じです。
これでいいのか。これで仕上がっているのか、私。
いつまでたっても違和感は拭えずではあるのですが、特にダメも出されないので
一応はイケてるということか。
それともごまさんも基本、私と同じようなタイプなのだろうか。
うん、でも稽古を見ているとダメを出すところでは出してらっしゃるようだし
言われないという事は射程範囲内という事なのだろう、と一人納得する。
あかん、アカン。次の時に聞いてみよう「イケてますか?」って。
自己処理する問題ではないと思う。
聞いてみてOKならそのまま自信を持ってやればいいこと…とこういう風に
どんどん考えていくと先っちょには自分の姿。
そうか。
もしかしたら私もダンサーにこういう不安を与えているのではないかしら?
「これでいいのかな」「これで合ってるのかな?」
きっとそんな風な漠然とした不安を演る方は感じ、
演出側は「あなたが本気で取り組んでくれていたら、それでいいです」と。
そんな風な、スタンスの違い。背景の違い。
私も基本はダンサーにお任せ。ダンサーが自分で考えて、本気であればよし、と
自分の世界を強引に展開するというよりは、落ち着くところに落ち着くだろうと
ドエラく楽観的ではあるタイプであると認識しているので…。
これって、やってる方としては不安なのかもなぁ〜と思ってみたりする。
どうなんですか。どうなんでしょう。
リーダーシップに欠けるのは重々承知。だって一人っ子だもん(?)
だから引っ張られるのも引っ張るのも苦手。
各自でいいようにやってくれ、といつも思っている。
お互いのいいところ同士が噛み合って遊べるのが一番いい、と思っている。
だって一人っ…(以下略)
もしかしたらごまさんも一人っ子なのかな(笑)そうだとしたら妙に納得。
そして、そうであるなら自分としても方向性が見える気がする。
真面目に踊りを創る、というよりは、こっちなのかという事が昨日の稽古で
少しわかったような気がするので。うひひ。なんたって幽霊ですからねっ。
どんなふうに「脅かして」「怖がらせて」みようかしら。いひひ。
びわ湖に来て下さる方々へ。
基本、私は「お笑い」だと思っていて下さいますように。
笑いたいけど笑えないという状況を作りだしますよ。楽しみです。
とか、宣伝してる場合じゃねーわ。
自分としては言いたいことは言っているつもりではあります。
良くないものを決してそのままでほったらかしにしてはいません。
でもやっぱり、基本、演る方が本気でやってくれたいそれでいいと思ってます。
だから、私も本気で幽霊役を全うする所存です。