煮詰める

通常レッスンの後、みどりさん来スタ。

それまでに少しだけど振付は進んだ。これでいいのかどうかはわからないけど。

ま、振りは振りでしかないんだ。自分が創ったとてそれは同じだ。

振りに心を込めるのはその後の作業。振りの解釈も後の問題。

とはいえ、自分が創っているから解釈も何もあったもんじゃない、というのが

難しいところなんだけど。だって結論ありきで振付してるんだし。

自作自演の難しさ、ここに極まれり。

ただ面白い要素としてはみどりさんの演奏が生だというところ。

お互いの呼吸や、その時々で感じることが違ってくるだろう。

そこがコラボの楽しいところだね。

みどりさんは自分が踊る(動く)ところのことが気になって仕方ないらしい。

まぁそうだよね。それでも先日のワークインプログレスでの意見を参考に

ふたりであーでもないこーでもない、あーしようこーしようとアイデアを出し合い

創っていく行程は楽しいもんだ。

今回「コラボレーション」というものの意味をかみしめている。

なるほど、住む世界が違っていることで成り立つ世界なのだなぁと思う。

さて、次にお会いするのは29日の照明合わせですね。

よろしくお願いします。

チェアダンス

次回の発表会に向けていろいろと模索中。

みなさん、年齢的にかなり厳しい状態であるため、できるだけ身体に

負担のかからないダンスはないものかと思っていたところ

筋トレで「つかまる」ために置いていた椅子を見て閃いた!

そや、椅子で座ったまま(の人もいる)ダンスを創ってみたらどうかしらん。

それのお試し第一弾。今日やるやつを発表会に載せるわけではない。

あくまでもお試し。

う~ん。ステップをしないとはいえ、足は動かすし手はかえって複雑になるし。

こりゃちょっと思ったよりもハードルが高そうな。

でもねぇ。まんま「高齢者用のダンス」はどうかな?と思うわけです。今更やん?

それぞれが先生と呼ばれる方々なので、そこを考えちゃうのよね~。

なかなか難しいです。

できねぇ

20日にみどりさんがスタジオへ来てくれるのに合わせて振りを創らないといけないのに

なかなかできない。なぜじゃ。

降りてくるのを待っている、とか言うてる場合か?と突っ込みつつ

一応身体を動かし、振付らしきものは考えるのだが心が動かない。

何よりも心が動かないというのが引っかかっているところ。

写真集を見たり、詩を読んだり、本を読んだりするものの。

全て通ってきた道、という馴染みがありすぎて見慣れた風景すぎるのかな?

みどりさんとのコラボは初めての試みで楽しいし、なんら憂いもないのに。

自分の嗜好性の変化を感じる今日この頃。

でも。やるんだ。やらねばならんのだ。何が何でも。

(半ばどーにかなるでしょ、と思っている節もある)

 

味わい

バンギルドにて「Four Dancers」をユニちゃん、AYと一緒に観に行く。

このイベントは先のびわ湖で共演したコンテンポラリーダンサーの

アミジロウさんから「出演します~」と送られてきた情報で行くことにした。

本当はGWの方にも行きたいが、さすがにそっちは名古屋と被ってて無理なので。

雨の降る中、アバンギルドにほぼ一番乗りに近い感じ。

あれ?上念さんがいるよ。斎藤さんも。お久しぶりです~と挨拶しながら

一番前に席を取る。ビールを飲みながらしばし待つこと30分。

フォーダンサーズといいながら出演者は7人です。

初めは3人。音楽なしで準備運動的な動きからどんどん大きくなっていく。

クライマックスと同時に「ボレロ」の音楽が流れてくる。なるほど、そういうオチ。

若くてきれいな身体は視ているだけで眼福ですな。かつては私も若かったはず(笑)

なんだか遠くへ来たもんだ、てな気分になる。

2番目は2人組。え~と。なんて言ったらいいんでしょ。テーマはありがちだが

ユニちゃん曰く「私とあの人、同じくらいですか?」いやユニちゃんの方が細いやろ。

それにしては良く動かはる。若さ、かな。ぐぎぎ。

つぎはお待ちかねアミさんの出番。

と思ったら、ん?前説?という感じから漫談?あれれ?笑ってるうちに話がどんどん

ループしはじめ、無声になり、動きが大きくなって踊りになっていく。

踊り自体ははっきりテーマらしきものがわからないのだけれど(ごめん)

初めからの落差で勢いが続き、シビアになりすぎずに見ることができる。

最終的にはやっぱり楽しい感じに帰ってきて「おしまい」って終わった。

なるほど~。歳を取るっていいなぁと思わされた。嫌味じゃなくて、本当に。

若い子には体力とテクニックにおいて差をつけられてしまうけれど

本質はそこにないということが良くわかる。滋味というのかな。

勇気が出るよ、ありがとうアミさん。

4人目は京極朋彦さん。この界隈ではちょっとした有名人だ。

うん。なるほど。納得。テクニックがあるのもわかるし肉体も鍛えられてる。

でも、なんだろうなぁ・・・いや、やめておこ。

観ていて、まぁ面白い、けどテーマが正直なところ私にはよくわからなかった。

まぁほんまに踊りって色々ですね。なんでもありやな、と勇気をもらえた。

そして性格とか、考えてることとか、そういうのまで見えるから怖いね。

なにより歳を取っていく踊りの味わいは絶対あるもんだと思った。

踊りにおいて上手く歳を取りたい。肉体は充分衰えてきてますけどね。

ゆらゆら

今回、名古屋の作品をみどりさんと創るにあたって、この10数年の来し方を

考えていた。目標にしているものは変わらない、と思っていたけれど

それはきっと今でも変わっていないはずなのだけれど、何かが違う。

その正体を探り当てるのには今回、時間がなさすぎる。

とりあえず今回の作品はみどりさんとの合作であり、すでに話し合いは

決を見ているので路線を変更することはない。

ただ、創作のヒントを探そうと過去にときめいた本を紐解いてみても

それらはやはり過去なのだという感じ。

自分の立脚点を見失っているのではないかと冷や汗が流れる気分。

でも。変化していること自体が生きている証であるとも。

ゆらゆらしてるなぁ、私。

 

ビール・コーヒー・ジュース

大阪レッスン。今日は京都からユニちゃん、Yっちゃん。Tちゃんが来てくれた。

この人数に後まだ6人ぐらい増えるでしょ?結構ギチギチじゃない?

そんなに目いっぱい動けないかもしれないね。

あぁ早く大人数のユニゾンを見てみたいな。

ちゃんと万葉の景色が広がるかな?

終了後は恒例の「かいぎという名の飲み会」に突入。まだ16時ですけど。

今日は発表会の話が進展しきってしまわないうちにとイズミさんをお呼び出し。

進捗状況を伝え、いろいろと意見を交わす。

まぁ久しぶりなので、何から話していいものやら。

テーブルが2つに分かれて背中合わせだったのでエントツ(喫煙)組と禁煙組で

分かれたので、お互い話がどうなっているやらだけども。

帰り際にイズミさんと茶を2回ほどシバキに行った。

創作の話と名古屋の話と生死の話。

そう、やっぱり何かを創ろうとすると人間の根幹である四苦八苦にいってしまうね。

それに舞台をやる側のホスピタリティについての話。

そんな話をしつつ。

喫茶店のはしごでおなかちゃぽんちゃぽん(笑)

気が早い

来年の3月!に本番を迎えるものの脚本が届いた。月末まで間があるのに!

しかもゲラゲラ笑ってしまう。ごまさん、おもしろいわ~。

もちろん、ここから先に手直しも発生するだろうけれど色々な割り当てが

既に振られていたりして・・・。

私は振付及びダンス指導。5曲・・・5きょくぅ~?はい、わかりました。

今、やらなきゃならないことがいろいろと先にあるのだけれど

この脚本の打ち合わせも来月すぐ。名古屋から帰って翌日!

その時には選曲を済ませておかないといけないこともあり、振付を考えるので

けっこういっぱいいっぱいな頭をいったん脇へ置き、あらゆる音源を漁る。

私の一存では決められないのでいくつかの候補を出さなくちゃね。この作業、好き。

いやしかし。名古屋が先。

なかなか降りてこなくて困ってる。なんとかなる、か?