ゆらゆら

今回、名古屋の作品をみどりさんと創るにあたって、この10数年の来し方を

考えていた。目標にしているものは変わらない、と思っていたけれど

それはきっと今でも変わっていないはずなのだけれど、何かが違う。

その正体を探り当てるのには今回、時間がなさすぎる。

とりあえず今回の作品はみどりさんとの合作であり、すでに話し合いは

決を見ているので路線を変更することはない。

ただ、創作のヒントを探そうと過去にときめいた本を紐解いてみても

それらはやはり過去なのだという感じ。

自分の立脚点を見失っているのではないかと冷や汗が流れる気分。

でも。変化していること自体が生きている証であるとも。

ゆらゆらしてるなぁ、私。