父の事

おおっぴらにするような事でもないのでしょうが。

先日、実家の母からやけに明るい声で電話がありまして。

電話に出た時、一瞬いたずら電話(!)かと思ったくらい。

しかしながらその内容は明るい声に反して重いものでした。

実家の父、肺がんになりました。

というか兆候はあったんだよね。早く医者にいきゃもっと早くに見つかってたのに。

とは言っても、もう性分だから仕方がないのでございます。

自分は元気でそういう病気にはかからない!と思い込んでる人ですしね。

それでもさすがに血痰が出てびっくりしたのでしょう。

ステージのほどはハッキリわかりません。2か3くらいでしょうか。

もう今日から入院するし、というタイミングで電話があったので。

当然、放射線治療をしている間は抵抗力が落ちるので面会が限られます。

ましてや今の私の体調ではわざわざ父に風邪をうつしに行くようなものですから。

それでも今時は治療も進んでいて、いままで薬らしい薬も飲んでこなかった人だから

意外にびっくりするくらい抗がん剤が効く可能性もありますし。

楽観はできませんがじたばたしてもどうしようもないので。

実の父ですが、幼い頃に両親が離婚した経緯もあり、また性格もあってなかなか

お互いに受けれ難い仲ではありますが、伝えたいことは伝えておこうと思います。

いや、まだすぐに死ぬわけじゃないけどさ(笑)

彼にとっては血のつながっている中では唯一の娘でもありますから。

父と言えども心の中は読めませんが、娘が幸せに生きているし、これから先も

たぶん幸せであるということが一番嬉しいかな?と。

せめて、そういうことくらいは子供ができる孝行としてちゃんと伝えようと思います。