本当に最終

スタジオでのリハも最終。先日の大阪へ来ていなかったアキも混じっての
最終リハである。(大阪メンバーには申し訳ない)
そして、ここへきてスタッフに下見をしてもらう事にした。
何故かというと、アキの作品はオムニバス形式な上、映像と音楽と照明とダンサーの
きっかけが入り乱れているのだ。
やっている方としては「わかっているので大したことは無い」が、これを初見で現場で
やるのはちょっと無理かもと思うのと、なにより映像の操作を担当するAZに慣れて
おいてもらわないと絶対にアクシデントが発生する…ような気がしてならない。
最終のリハと言うことでONさんも参加してくださるとのことだったので、急遽
夕方以降はスタッフ大集結となったのだった。
そうよね。これまでちゃんとしたカタチで通したことなかったしね。
昼間はキャトルセゾンをぐいぐいいっとく。
Hさんが先般よりひざの故障が悪化して、もしかしたら舞台に出るのを止めます、と
言うのじゃないかと思っていたけれど、何とか策を講じて出演してもらう事にする。
だってねぇ。ここまできて出ない選択はないでしょ。私はそんなことできないよ。
もちろん骨折一歩手前くらいのことになってしまいそうならそれは考えるし
もちろん本人も充分に踊れないかもしれないという怖さはあるだろうけど。
我慢してできなくはない、レベルの状態じゃないかなと思うので、そこは本人の
キャリアに期待して「ある程度誤魔化すことはできる」はず、と。賭け?かも。
どうかどうか本番には臨めますように。
夕方からわらわらと人が集まり出す。
音響、照明、舞台、そして映像お手伝いのAZ。最終と言うことでイズミさんにも
来てもらってるし、ユニちゃんに至っては急遽、黒衣(くろこ)を頼んだ。
えっ?と本人、目が点に(笑)なんとなくなにがしかのお手伝いをするために
一度帰宅してから来てくれたスタジオでまさかの黒衣指定。裏だけど表。すま〜ん。
しかしさすがのユニコさん。ほぼ一度で流れを把握。黒衣のプロか!
いやいや、あまりにも堂々としていてイイのだけれども心配だよ。
その後のほうが本命やねんからね。お願いね。
さて、これで本番を前にして練習は終わり。…まだ決めきってないとこがあるのよね。
しかし、その夜、みんなを送って帰るのに家が近い音響王子も車に同乗。
すると私のソロを見てんあいやら色々と思うところがあったようだ。
珍しく饒舌、というか、ただのおしゃべりじゃなく内容の濃いコアな話へと発展。
うむ。ここにも似た風景を見た方発見(笑)
どうか、そういう思いをした人にひとつのエールとして届きますように。
伝わったらしあわせ。