あと2回

甲南のレッスン。振付が終わっているので何とも気が楽(笑)
この前、端折った作品を練習し、もうひとつの作品もしっかりやらないといけない。
本来7人いるうちの4人だけが発表会に出る。みんな忙しいね。
2月の練習はこれで終わり。あとは3月の金曜日が続けて2回と、その次は照明合わせ。
そして合同のホール練習、本番前日のリハーサル、そして本番。
えっ?というくらいしか回数が無くて改めてびっくりする。私も子供達も。
さすがに舞台慣れしている子達でも「ひぃ〜」だそう。そうやろな。
正味、あと2回の練習でどこまで上げられるか。
横目で見ていると、まだまだ基礎が身についていないことも多く、やはり習得に
時間がかかるものなのだなぁと改めて感じる。
でも時間をかければできるのかというと、そうでもない。
反復をさせる物理的な時間をカバーするものは「意識」しかないのだな、これ。
基礎クラスとしての立ち位置の難しさをつくづく感じたり。
このクラスにはそこそこ長い付き合いになるAYがいる。
小学生のころから知っている彼女も就職して4年。充分に社会の厳しさと自由さとを
感じられる年頃になってきた。
高校生たちと踊らせるのはそろそろ難しいかもしれないのでは、とも思う。
AYはレイワークスで小品のみならず、作品らしい作品を数度経験しているのだが
その経験値が実に大きいものだと知らされること度々。
作品の捉え方。私が言った事への理解。埋没度。どれにもきらりと光るものがある。
基本的に不器用なので短期決戦には向かないが、楽しいだけの作品(めったにない)
よりも心情を表現する、あるいは設定がはっきりしているドラマ性のあるものには
きっちりとぶっ込んでくる。本人には自覚がないかもしれないけれど。
自分が不器用なのを自覚しているだけに復習もするし、ちゃんと覚えてくる。
この辺、器用さで世間をわたっている子供達には見習ってもらいたいところだ。
子供達を見させていただいて私も勉強になっているなぁ〜とつくづく。
あと2回。みんながいけるところまでいけるようにサポートします。