ホール入り1日目

ついにやってきました。いよいよ今日から本番へ向けてホール入りです。
とはいえ私たち出演者は本日ダンス稽古のみ。贅沢にも中ホールを使って。
演出や音楽担当のOさんなどは今回の応募に伴い参加申し込みをした受講者との
顔合わせなどがあるそうで朝も早くからホール入りをしている。
なんといっても技術研修なのである。
私たちは演者だけれど主役ではない。あくまでも技術研修の為の材料であり駒である。
でも実際はお客様が入ることになるので、その意味では表現者である。
格好悪いことはできない。とかそんな話をしつつ、小屋入り。
過去何度も通い慣れた大きな楽屋に荷物を置き、中ホールへ。
全員でストレッチと筋トレをしてから位置確認をして練習。
半ばで今回の立案責任者であるO谷さんが視察!(笑)
すでに2〜3回通した後だったので結構みんな息が上がっていたが
「O谷さんが見えたので、もう一度踊りましょう」と声をかけると緊張したらしい。
「いつも間違わないとこで間違った」とか「やばい」という声が聞こえる。
しっかり〜(笑)まぁ、でも緊張するというのはいいことだ。なんにせよ。
その後、他の技術スタッフも見に来るということだったので、そこからも更に練習し
たまには休憩も挟んで演出からの意見も聞きつつ仕上げていく。
大きいところへ来ると僅かなカウントのずれ等が反対に気になったり
動線が少し違うだけで大きく違って見えたりするのが大変だ。
体格は劇場に合わせて伸び縮みしないもんね。
しかしやはりここへ来て布を使う作戦は正解だったと内心ホッとした。
大漁旗にしなくてよかった。それに踊り手の半分が男性であることもとてもイイ。
女性ばかりだったら迫力に欠けたろう。本当に大きい劇場だからね。
20時になり、技術スタッフさん達がゾロゾロと内見に来られる。
またしても緊張が走る出演者たち(笑)
でももとより客前に立つ仕事の人たちだ緊張すると言いながらも楽しそうだ。
終了後は演出から声を出す提案がなされ、全員で音楽に合わせて声を出すことになった。
掛け声の練習だけをし、その後は踊りながら声を出す練習もしてお開きとなった。
うん、初日から結構きつかったぞ(笑)お疲れ様でした。