毒親

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ご主人の仕事の関係で上海在住の同級生が9月半ばから帰ってきていたが

なかなか会えずにいて、今週末に再び上海へ戻るというので会いに行った。

会うのは1年ぶりくらいなのだが、彼女とはFBで繋がっているので

久しぶり~という感じは無い。良いのか悪いのかと思うね。感動が薄いじゃん。

待ち合わせ時間ジャストに彼女を家の前で拾い、地元唯一のイタ飯屋へ。

前回、同窓会がらみの女子会をしたのもここ。私は2度目だ。

地元の名勝、浮見堂のすぐ隣。琵琶湖に面しているとても素敵な場所にある。

いい景色を目の前に彼女の中国あるある武勇伝をひたすら聞き、笑い、感嘆する。

よぅしゃべるな~しかし(笑)私、ほとんど発言せず。でもそれでいいの。

ストレスフルな彼女が少しでも楽になって再び上海でも機嫌よくいてくれたら。

いつも、女子が集まると結局大きな共通項話か、隣合った人くらいとしか喋らなくて

本当ならもう少し突っ込んだ話がしたいと思ってしまうのだけれど、

こうして個人的に会えると色々と深い話もゆっくり聞けていいなぁ。

食事も済み、少しだけ琵琶湖を眺め、エビ豆をお土産に買って友人宅に。

中国人並みの爆買いをして上海へ帰るというのでその品物がどれだけすごいのかを

見せてもらう事になった(笑)それはそれは実用品ばかり。

お宅にお邪魔するのは実に36年ぶり。「あれ?いつ建てた家?」

「35年前やで」ということは、私がお邪魔したのはもうひとつ古い家かぁ。

そう、玄関には三和土があったし納屋みたいなのもあったし。

「それ知ってるひとは貴重」そうなん?

その後、彼女が淹れてくれた東方美人を飲みながら家族について話す。

こっちのおばあちゃんの事なども話としてはツーカーである。

彼女も実母と義母両方が軽い認知症で、常々とばっちりを食らわされている口。

「Tちゃん(私の昔の名前)とこはまだ作話が無いだけマシ」そ、そーなん?

「うちの親、けっきょく毒親やってんな」そ、そ、そーなん、か。

彼女は成績も優秀でお家も大店だから順風満帆な人生だと思っていたが、

やっぱりこの年齢まで来てて何もない人というのはいないわけね。

苦労の種類は違えど、いろいろな意味でみんな平等だと思った。

次はまた2月の旧正月辺りに帰ってくるらしい。元気でね。

FBもあちらは大変だけどUP楽しみにしてるからね。