発表会鑑賞2

あづいよ〜。なんという蒸し暑さであろうか。
それでもどんよりとした空で陽射しが肌に刺さらないだけマシかも。
発表会を観に行くメンバーと一緒に腹ごしらえをし、いざ尼崎へ。
着くとそこには長蛇の列ができていたが、開場すれば列は一気に進むので問題ない。
別ルートでお孫さんと来ていたHさん、イズミとも合流。とはいえ座席はバラバラで。
リハ参加組とイズミは2列に分散して座る。
『+D』は今回5人で構成とのこと。発表会で演った「愛の雫」の5人バージョンを
楽しみにしていたのだ。
ここはMYさんが指導しているクラスのあるスタジオで、メインはお子様のバレエ。
これで何年目だろう?毎年拝見していると主宰の先生の傾向がわかってきて楽しい。
今年は「YOSAKOI」は無いそうだ(爆)
少しだけMYさんから内部事情を聞かされる時もあり、今年は紆余曲折あって
第2部?だかなにかを『+D』のO川さんが手がけることになったのだという。
おぉぅ。それはまた楽しみ〜!『+D』の作品とMYさんの指導しているクラスと
O川さんの演出と。こりゃまた盛りだくさんでございますね。
それに今年は主宰スタジオが30周年ということで、ヅカ出身の先生の同期の方が
沢山出演なさるのだという。その中には加茂さくらさんもいらっしゃるとこのこと。
これは、また。バレエの発表会と言うよりはごった煮風の予感。面白そうだな〜。
開演。1曲目のオープニングはバレエの生徒さんによる「天国と地獄」
あれ?これはもしや発表会の定番のかしら?前にも見たような…。
それでも子供達は毎年大きくなってくるわけで、前年よりも難しいことをできると
いうことがモチベーションにつながるんだろうな。
5歳の子ではアンオーすら難しいのに小学生になるとちゃんと形がとれたりね。
人間ってこうしておおきくなっていきます、の見本市のようで微笑ましい。
2曲目が既に『+D』の出番。「愛の雫」5人バージョンは4月の発表会の時とは
格段に違うほど練れている印象。確かこの舞台の少し前にも4人で踊るバージョンも
あったのではなかっただろうか。構成が違うとうんと違って見えるのもさることながら
やはり個々の習熟度の違いは顕著だ。
同じ作品を何度もやる、というのはやはりいいことなのだと思う。
これはまた8月3日も楽しみだなぁ。
照明もホールの規模と予算自体がきっとずいぶん違ってO川さんのイメージのままが
たぶんできていたのだと思う。こっちの発表会では真上からのサスは使えなかったので。
昨今の照明はLEDである機材も多くなっているのだが、昔ながらの白熱球やハロゲンは
やはり味があり、劇場と言う空間を彩るにふさわしいなぁと思ったりもする。
もちろんLEDはその特性を生かした様々なことが出来たりもするのだけれど
究極、光と影のみでいいんじゃない?と最終的にはそんなことを思っている私には
普通のライトがしっくりくる。う〜む。これは次回の課題としたいところだな。
作者の持つイメージがしっかりしている時にそれに応えられないというのは
主催側の不徳の致すところで、照明完璧版の「愛の雫」を観て申し訳なかったなと
作品を楽しみつつ見ているのとは別の私がいた。
次回の発表会ではいろんな方との打ち合わせをもっと密にしていきたい。
MYさんの担当作品「懺悔」あぁ、これって確か何かのキャンペーンソング。
タイトルだけ見て「なにをザンゲするのかしら」と思っていたけれど(笑)
その曲調に合わせての和風の衣装がステキ。
ユニちゃん曰く「ちっこいMYさんがいっぱいいる〜!」
それは踊り方が似ているということで。そりゃみんなMYさんに習ってるんだもんね。
はっ!ということはうちの皆さん、私の踊り方に似ているってこと?そうですか?
そんなの、すみませんねぇ〜という気持ち。自由にやってくださいよ。
踊りはそれぞれの人のモノですから。