言の葉探し

発表会が終わったらゆっくり紐解こうと思って購入していた詩集をつらつら読む。
作品を創ろうと思ったりするときに何か自分の心情としっくりくる言葉たちを探す。
または作品のテーマに沿った詩集を探してくることもあるが、概ね言葉たちに
インスパイアされて情景が浮かび、たまさか心情がマッチしたらそれを軸にして
創ろうと思うこともある。
いずれにしても私自身の創作活動には言葉が不可欠だ。
でも、たま〜にハズレもあったりするんだよなぁ。自分で選んでおきながら。
いやいや。ハズレというのはいくらなんでも作者に失礼だ。
そうじゃなくて「今の私には合わない」だけ。
う〜ん、もう一回本屋を漂ってこようか。
ランボォが読みたい。
そこに何か自分の探しているものがある気がするがどうだろう。
それにしても震災以後、いのちを扱う本が多くなったなぁ。
それはそうなのかな、と思う反面、そんなことは「いつもなのに」と思う。
なにか自分に劇的な体験が起こらないと人はそういうものを見つめたりはしないのか。
あのことによって多くの人が劇的な体験をしたから顕著な現象なのだろうか。
普遍的なものを描きたい。と思う反面、純粋にエッセンスだけのものを創りたい、とも。
そうそう、今読んでいる詩集で一番しっくりきた言葉たち。
「もう若くないのだから…(中略)地味な服はやめて派手な服を着よう」
ふふふ。