忘れた頃にやってくる

ワタクシの場合、音楽の編集と言ってもそんなに難しいことをするわけではない。
なんたってダンサーというもの、特に今回のような音楽を使って踊るものは
まず初めに音楽ありき、のところがあるので出来るだけ本番と同じ寸法のモノが
一刻も早く欲しいものでございます。
それに創る側としても、もっとこう自由な音(音楽ではなく)を使って創作するものなら
身体を先に動かしたり、テーマをああでもないこうでもないと吟味しつついくのだが
発表会はひたすら垣根を低く「お父さんにも楽しめる」ものをコンセプトにしているので。
…いや、違う。時折、自分の中のマジョリティがうずくだけだ。お父さんごめん。
今回の発表会では第三部で1960年代から現代までの山ほどあるヒットソングから
ざっくりと適当にピックアップし、駆け抜けるように1時間。
唯一のこだわりとしてはカバーソングであること。別に深い意味はない。
いや、ある。(どっちやねん)
なんたってアータいまどきの曲は音質そのものがクリアですよ。
1960年代の曲は時代的にレコードのモノをCD化しているだけなので音が荒い。
いくら曲が良くても並べるのは苦しいもんがある。
ということで昔の曲でも今歌っている、今録音されたものばかりを集めました。
まぁ、どうしても無理なものもあったりはしたんですが。
ここでもネットの恩恵に浴しております。いい時代だ。
というわけで、いそいそと届いたものをインストールしてやり始めましたが。
これねぇ、編集ってやっている間はできるけど忘れちゃうのよね。
だって出来上がったら一切触らなくなるから。
それにバージョンアップされているせいか以前と違う。
きっとプロには使いやすくて機能も充実しているんだろうけれど。
私のような素人には何が何だか、ということに。
近いうち音響王子をうちの晩餐会にご招待せねばなるまい。
うん。でも8月過ぎるまで忙しいって言ってたな〜。
それにきっとこう言われるに決まっているんだ。
「慣れですよ」「何でもいいから触っていったら覚えられますよ」
そうね。とにかくやってみますか。こっちも待ってられないしね。
格闘始まる。
っていうか、お父さんて誰よ。