おま…つ…り

時間が来てスタジオからホールへと向かう。
小さな子供達も出演するのでその辺りを優先してフィナーレから。
フィナーレは私が仕切れとクミコさんより言われていたのだが
なかなか会場の段取りが揃わない。むむぅ。平常心、平常心。
ガナリ(舞台上の人間に指示を与えるために使うマイクのこと)を要求するも
まだ準備できませんと言われ…ブチ切れ…ないよう平常心を呼び戻す。
この人数を動かすのにはマイクがないと無理ですし。
でも始めないと時間がない。ということでいきなり大声だしましたとも。
これじゃ自分の紹介もできないわ。
何てったってヒップホップの生徒にしろ、インストラクターでさえ
きっと私のこと知らないですから。いわんや保護者をや、ですよ。
いきなり知らん人が仕切り出したらびっくりするよねぇ。
自己紹介なり、クミコさんからの橋渡しの儀式なりが欲しい…。
フィナーレもある程度話が通っているかと思ったら、全然だったのでビックリ。
みんな「キョトーン」やん!それに驚く私。いったいこの統率は誰がとるのだ。
ま、そんなことは後回し。まずは子供達だ。子供達は右も左も分からない。
どういう風にして、どうやれば「おじぎ」することを理解できるか。
だって、ねぇ、いきなり知らないオバちゃんにこうやれ、ああやれ言われても。
これはもう各インストラクターにもう一度通達して各クラスで練習しておいて
もらうようにしなければ。…てなフィナーレの段取りが終わりまして。場当たり。
場当たり、って、まぁ重要ちゃ重要なんだけどね。個人的には意味を感じない。
持論としては普段踊れるようにしか踊れないだろう、と。
だって人間、いける幅は決まってますし。決めたところで上手くいく?
ましてやプロでもないんだし。もう練習通りにしかいかないんだって。
それでも、やります場当たり。時間を超過しつつも、なんとか終了。
っていうか、場当たりの仕切りさえも私?ま、いいですけど。
クミコさんは声がでにくいようである。疲れているんだろう。
時間がないので休憩は飛ばすという段取りで通し。やっと本編である。
全員が自分の出番が何の次かとか、ここでわかるわけですな。
でもこの時点で衣装が間に合ってないとか、やっぱあるみたいで。
…もう、ヤダ。管轄外だけど、出演者が可哀想だ。
また、いろいろと思うところができてしまった。それは明日に。